まだ読んでる途中です。
愛する妻に先立たれた40歳の夫。
妻亡き後、小5の息子と中3の娘とともに、妻が子どもの頃に暮らしていた「希望ヶ丘」にマイホームを構えた。
家族を亡くした者だけにわかる哀しみ、
いじめ、学級崩壊、モンスター・ペアレント…
重松 清 は、今の世の中を風刺しながら、家族の想いを声にしていくのがうまいなと、いつも思います。
こんな表現いい ↓
***********
かつて憧れていたひとやものを語るとき--オヤジは皆、「少年」を横顔に宿す。
***********
それから…こんな表現も
↓
***********
子どもの『もしも』は未来に向いてる。可能性だ。もしもボクに翼があったら、もしもタイムマシンがあれば、もしもJリーガーになれたら…
でも、おとなの『もしも』は過去にしか向かわない。後悔や愚痴だ。もしもあのとき、ああしてれば、もしもあのとき、ああしてなければ…
***********
うむ…って感じ。
二段になっていて、読みごたえのある長編です。
私の本です。
もうしばらく待っていてくださいね。
某 珈琲豆屋さん(^_-)