先日、教育総論家の講演を聞いてきました。


世界的にトップレベルの学力を持つオランダやフィンランドの教育と日本の教育を様々な観点から比べて話され…

その話をただ聞いていても、日本は歩む方向を間違えてるなと感じた。


2007年にユニセフが24ケ国の15才の子たち対象に行った幸福調査の中に次のような質問があったらしい。


あなたは自分のことをやっかい者だと思いますか


その結果、日本の15才は29.8%が「はい」と答えたらしい。

ちなみにその調査に参加した他国の平均は5%

日本は最下位。
しかも、下から2番目の国は10%

なので、日本は、ずば抜けての最下位。


こんなにも孤独感を感じている15才がいるということに、危機感を持たなければならないと思う。


最後にまたショッキングなことを話された。


日本の子どもたちに行ったアンケート。

ネット上の掲示板などのカキコミの信用度は?

という質問に、信じると答えた大学生たちは50%だったとか。

では、小学生はいったいどれぐらいの子たちが「信じる」と答えるのだろうか…

その問いに、会場からは
「70%くらい?」
という声。

うん、私もそれくらいかなと思った。
子どもは素直だから…。

でも、実情は 20% !なんだそうだ。

ネット上の掲示板に書かれてあることを信じると答えた小学生は20%。


みなさんは、この現状をどう思われますか?


ネット上で、誰かになりすましたり…などという嘘が当たり前だと思ってる小学生が大半。


怖いですね。


この子たちが大人になる頃、いったいどんな世の中になっているんでしょう。


今、大人が教えていかなきゃならないこと

大人が変えていかなきゃならないこと


きっと身近にあると思います。


歩むべき方向を間違えないように。