パラパラ…とページをめくると、行間や会話文などの隙間がなくて、読み辛そう…という印象を受けました。
その行間の少なさの理由は、読み始めるとすぐに”語り”によるものだからだということがわかります。
ぐんと引き込まれる語りです。
第一章 聖職者
…から始まり、一つの事件を第六章まで、語り手を違えて書いてあります。
第一章でかなり衝撃を受け…その衝撃のために、最後まで一気に読まずには居られなくなりますね。
ここで内容に触れるのはやめときますが…
アドバイスとしては、寝る前に軽い気持ちで読まないことかな。。
気になって最後まで一気に読んじゃうので眠れなくなっちゃいます。
読む速度が普通レベルの私で約4時間かかりましたから、それくらいの時間が続けて取れるときに読むことをお薦めします
ちなみに長女は、寝る前にこの本を部屋に持って上がり…夜中に一気に読んでしまったみたいです