できないことであっても、あるいは苦手なことであっても、授業の活動や学校生活への参加が促進されるような配慮や工夫が支援なのである。
文字を書くことが苦手な子どもについて考えれば…
通常は、書けない文字を何度も書かせて覚えさせる、という方法がとられる。
多くの子どもはそれで書けるようになる。
しかし、それでも書けるようにならないからこそ「特別な支援」が必要なのである。
書く回数を増やしても書けるようにならないならば、他の方法を考えなくてはならない。
例えば、空書を繰り返すというように、腕の動きが伴うと覚えられる子どもがいる。
また、50音表があれば、書くべき文字を自分で探して模写できる子どももいる。
パソコンであれば、適切な文字を入力できる子どももいる。
このように、できないことを補う方法を探したり考えたりすることが特別な支援であり、支援をする者の役割なのである。
↑↑↑は、
「通常の学級における発達障害への教育支援」
今日、勉強したとこで印象に残った箇所。