今日は私の誕生日。

2,3年前、息子がまだ高校生のとき、自分の誕生日の次の日が母親の誕生日だと友達に言うと、

「おまえが生まれた年、おまえが生まれたことがお母さんの誕生日プレゼントになったんだね」

と、その友達に言われたそう。

毎年、なんとなくその言葉を思い出しますね。まさにそうだなって。


この歳になると誕生日がきても嬉しくないんですが、もうこんなに生きてきたんだなってしみじみ思います。

そして今年も、病気の再発もなく元気に誕生日を迎えられたことに感謝です。


家族のそばにいられる。母親を悲しませなくてすむ。
私のことを心配してくれる友達に囲まれている。


これって、すごーく幸せなことですよね。

**********************************


さて、昨日の息子の反応ですが…

昨日は私、わざと「おめでとう」メールは送らなかったんです。

「かあちゃん忘れてんのかな?」と思わせたくて。


ポストを見たらプレゼントに気がつき、向こうから電話かかってくるだろうと首を長くして待っていました。

でも、大学が終わって帰っている時間になってもなかなか電話がかかってこない(-"-;)


おかしい。。
あいつポスト見てないな。もしかすると友達と一緒にいて今夜は部屋には戻らないのかもしれない…と心配になり、何気なく電話をかけてみました。


「お誕生日おめでとう。今どこにいるの?」って。

するとまだ大学にいました。

部活が終わって着替えてるところだと。

「じゃあ今から部屋に帰るの?どっか行くの?」

今日のところは部屋に帰ると言うので、いったん電話を切り、また待っていました。

もうちょっとのところで「帰ったら必ずポスト見てね」と口にするところでしたが、
それじゃサプライズになんないからと懸命に堪えました。


しかし、帰り着く頃の21時になっても22時になっても電話がかかってこない。

やっぱりポストを見ない習慣なのか。


うーん。。どうしよう。どうにかしてポストを見に行かせる手はないものか…


しばらく考えた末

「ねえ、お兄ちゃんにおめでとうって電話した?」と二女に聞いてみました。

「ううん、まだしてない。」と二女。

これだ!と思い二女に電話させることにしました。

「お兄ちゃんおめでとう。わたしの手紙よんだ?」

これだけ言うのよって練習させて。

すると…

「え?おまえ手紙書いてくれたの?」って電話越しに聞こえてきました。

「お兄ちゃんがね、ポスト見てくるって。」と二女は嬉しそうに電話を切り

待つこと数分。かかってきました。待っていた電話が。

「…ありがとう…わっせたまげた!」

息子は私よりも上手に鹿児島弁を使います。

わっせたまげたとは、すごくびっくりしたという意味です。

ヤツはこういう言葉を大学の中でも平気で使います。

息子の行ってる大学は、国際的で外国の方も多いし、全国各地からいろんな方たちが集まってきています。
そんな中で「鹿児島弁は一つの言語だ」と言って堂々と使う息子はすごいなって思います。


息子自慢はこのくらいにしといて、

こうやってやっと私の望みは叶えられたわけです。

私の望みは”サプライズ”でしたから。o(^-^)o

よかった。驚かせられて。ホント自己満足の世界です。

実際、息子はほんとうは驚かなかったのかもしれません。
私がこういうことに一生懸命になるのはいつものことですから・・・・・・・・
なにせもう19年も付き合ってるんですもの。



そんなこんなで、三連休の中日をだらだらとしょうもないことを書いてのんびりと過ごしています。