「鈍感力」そんな題名の本が売れてましたね。

残念ながら読んではいないので内容は知らないんですけど。



4日間姉の子(高1女の子)を預かりました。

5時20分に起きて(息子がいなくなってからはこんな時間に起きなくてすんでいた)お弁当を作り

学校まで車で送って行ってました。

音楽をやっているので朝練が7時からだとかで、それに間に合うように。

学校が楽しいようです。

学校に送るまでに車から見かける高校生たちも、友だちとを話をしながら楽しそう。

実際は、いろんな悩みを抱えているかもしれないんでしょうけど、不登校児を持つ親から見れば、登校中の子どもたちはみんな楽しそうに見えたりします。

うらやましくてたまらないんです。

学校に行けていいなって。。

うちの娘と同じ高校生なのにこんなに違うってふと思っちゃったりします。



でも今の私はまだいい方です。

娘が初めて不登校になったのは小学3年生のとき。
あのときの私は陰でよく泣きました(^_^;

それから何度も繰り返してきたので、慣れてしまって今ではもう気持ちに余裕すらあります。

娘は、担任の先生が娘に合った接し方をしてくださると学校を休んだりしません。
熱があったって登校しようとする子です。

でも、そうでない場合、ぱったりと学校に行かなくなります。

そんなことを繰り返しているので、不登校児を持つ親のプロだったりします(笑)。



そんなプロからのアドバイスとしては、

元気に登校しているよその子と見て、うちの子はどうして違うの?と思わないことです。

ふと、うらやましいなんて思っちゃったら自分が落ち込みます。


本人は親よりもっと苦しんでいる。

そんなことはわかっていますが、時には自分を守ることも大事かなと思います。

鈍感になれること。

大事だと思いますね。


我が子が学校に行く意志を見せずにまだ寝ているとき、近所の子が楽しそうに登校している姿を見てしまっても、何も感じないくらいの

むしろ、その子どもたちに「行ってらっしゃ~い♪」と笑って手を振って見送れるくらいの

そんな鈍感力(ちょっとニュアンスが違うかな?)も必要かなと思います。


それができることが、
我が子へのプレッシャーを取り除くことにもなったりします。






余談ですが……

鈍感力がなけりゃ、不登校になっている娘と同い年の女の子(楽しく高校に通っている子)を預かれる心境にはなれませんよね。

精神的にけっこうキツイものがあると思いますよ。普通なら。
私はそれが全然ないんです。

早起きがキツイだけで^^;