ふざけるなって感じです。

私、怒ってます。


三日間、下の娘の高校で中間テストがありました。

娘にとっては堪え難い三日間。

問題も読めないのに答えを書けるわけがないんですもの。

登校を渋るかなと思っていたけど、少し暗い表情ながらも三日間ちゃんとテストを受けました。


ちょっと想像してみてください。

名前を書く場所はわかるから名前は書けます。

でも後は・・・
読めない漢字ばかりで問題がわからない。

空白の欄があるから何か書かなきゃいけないんだろうけど・・・と思いながら何を書いていいかわからずただ鉛筆を握りしめている。

苦痛ですよね。

そんな時間を50分。
一日に3教科。
それを三日間。

逃げることだってできたんです。
学校に行かなきゃいいんですから。

私は、娘が行きたくないと言えば休ませるつもりだったんです。

でも娘は逃げなかった。

私はそのことがホントにすごいと思ったので連絡帳に書いたんです。


三日間よく頑張って登校したなあと思います


って先生宛に。


そしたらその返事が

○○さんもやればできるんですよ

ですって。


ふざけんな馬鹿やろーです。


どうしてそんなコメントが書けるんでしょう。


とても、知的障害児を受け入れている学科の先生の言葉とは思えません。


”やればできる”は健常者に言う言葉です。


やってもやっても、人の何倍も頑張っても、知的障害のためにできないんです。
やればできるのに怠けてできない子とは違うのに。


現に返されたテスト用紙は空欄だらけ。

そこに大きな×がついている。

よくもこんな大きな×がつけられるもんだと思うほど。

そんな答案見たら涙が止まりません。


名前は書いてるんです。


その後は・・・

50分もの間、どんなことを考えて時間を潰してたんでしょう。

親はたまりません。


全然わかってない。


学校ってところは、できることを増やしていって子どもに自信を持たせるところですよね。


それなのに・・・
できないことを突き付けられる。
こんなにもできないんだと自信を無くすことをやらされてる。


おかしいです。

仮にも、知的障害児のための学科ですと唄っているところがこんな有様。

どうしてできる問題を出して、いっぱい○をあげて自信をつけさせてくれないんでしょう。

できないことを突きつけるより、できることを認めてあげることの方が何倍も意味があるのに。


テストについてる0点は、先生がとった0点だと私は思います。
娘に、1点も取らせてあげることができなかったのだと真摯に受け止めて欲しいです。


個々に合った教育をしてくれると聞いたから決めた学校だったのに残念です。


既に一度は学校に話をしに行きました。


まだあきらめるのは早いと思いますが、こんなことがあるとがっくりきてしまいます。