名医か、ヤブ医者か?
伊良部総合病院の地下にある精神科
医学博士、伊良部一郎
色白で太めで肩にはフケ
、歯茎を剥き出しにしてニッと笑う・・・
ウッ!そんな医者、私は嫌だー(>_<)
そこを訪れた患者は、誰しも一歩足を踏み入れたとたんに後悔する。
それなのになぜか毎日通ってしまうことになる。
プール依存症、陰茎強直症、妄想癖、ケータイ依存症・・・
訪れる人々も変だが、治療する医者の方がもっと変。
不思議と患者の症状が段々と改善されていくんだけど、とても治療の成果とは思えない。
でも関係なくもない。
話が完結しても、名医なのかヤブなのかわからない。
でもおもしろかった。
悩み事をフッと忘れさせてくれる本でした。
今は続編を読んでます。