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先日、子ども劇場の青年がチケットを売りに来た。

なるほど、劇団道化の『3びきのコブタ』ね。


この作品には、我が”やまびこ響子ども劇場”から劇団道化に巣立って行った青年が出ているのです。(上の画像の彼です)

劇場仲間だった彼のデビューだもんね。
客席いっぱいにしたいよね。

だから子ども劇場の青年たちが動いているんだなぁ…。


彼が出ていると知った時点で観に行くつもりでいたので下の娘の分と2枚購入して観に行ってきました。


初めて行く場所なので迷う迷う……途中、交番で道を聞きながら開演5分前にようやく到着しました。

すると・・・

まず、駐車場係も青年。

そして受付も青年たち。

始めの挨拶も、プレゼント責任者も、締めの挨拶も全て青年。

大人は全く表に出ていませんでした。

なんとそこの会場は青年ブロック主催だったんです。


すごい!

チケット、チラシ、ポスター作成から、搬入、接待…すべて青年たちが会場校の小学生と一緒に取り組んできたんですね。


何より感動したのは、実行委員長のあいさつでした。

鹿児島市内の他の劇場の青年で、時々見かけることはあるけど、おとなしい感じで

控えめに、でもやるべきことはきちんとやる、誰かのために何かやりたい

そんな気持ちのある子なのかなぁと常日頃感じていました。


その子(大学生なので”子”と言ったら失礼ですね)が、最後のあいさつをする姿はちょっと感動でした。


緊張しながらも一生懸命感謝の言葉を述べていました。

緊張が聞いているこちらにも伝わってきました。

きっと人前でしゃべることなんて苦手なんでしょう。

でも…

仲間に支えられてこの日を迎えられた。やり遂げることができた。
仲間にも、会場に来てくれたみなさんにも感謝の気持ちを伝えたい。



そんな気持ちが切々と伝わってきました。


後日聞いた話ですが、彼女は実行委員長を引き受けてからずっとずっと悩んできたんだそうです。

祭典本番の一週間前になると毎晩のように泣いていたんだそうです。

そうやって迎えた当日の終わりのあいさつだったんですね。

なるほど・・・・・・・・。°(T^T) °。


そんな姿を見て、大人は見習わなければいけません。学ばなければいけませんよね。

もっともっとたくさんの人に、彼女の姿を、そしてそれを支えた青年たちの姿を見て欲しかったです。




この日の様子は、鹿児島市子ども劇場連絡会のブログにも載っていますので、興味を持たれた方は見てください。
実行委員長の彼女があいさつをしている写真も載っています。

鹿児島市子ども劇場連絡会ブログ↓
http://blogs.yahoo.co.jp/kagosimakogeki/16319959.html