祭典
県内すべての子どもたちにプロの生のお芝居を届けようと、各小学校区で子ども劇場の会員さんたちが中心になって取り組んでいる活動です。
私たちの地域では2月3日でした。
前日の朝、聞いたチケット数は39枚!
目標は180枚
180とまではいかなくても、いつも私たちの校区は100を切ったことはないのです。
なんとかなるって普段は焦らない私ですが前日の39枚には焦りを感じました。
「ピンポンを押しても出てきてくれないのよ。車はあるんだけど。」
「スポーツ少年団とか、なんか用事があるって。」
「チケットが高すぎるって。」
毎年毎年聞く言葉なんですが・・・年々、人と人の繋がりが希薄になってきているようなそんな感じを強く受けました。
親が忙しくて連れて行けなくても、校区の小学校であれば一人で歩いて行ける。
友達と一緒だったらどんなに楽しいだろう。
そんな考えから各小学校区で取り組んでいます。
心に響くお芝居は、子どもの心にずっと残ります。
それを友達や兄弟、お母さんお父さん、おじいちゃんおばあちゃん、学校の先生と一緒に観れたら
楽しさを共有できるし共感できる。
家庭でも学校でも「おもしろかったよね」って話ができたら、ひとつのお芝居が何倍も楽しめると思う。
そうやって共感することを体験できたら、人の痛みもわかるようになっていくと思う。
そんな想いでお誘いしてるんですけどね、これがなかなか・・・
価値観の違いと言われればそれだけのことなんでしょうが、何より大事なことだと思うんですよね。
当日どうだったかはこの次につづく・・・(今、時間が無いのでごめんなさい)