私の職場は息子の高校のすぐ近くにあります。

だから、テストなどで午前授業のときは、私の仕事終わりにうまく合えば車に乗せてもらおうと息子が会社の下で待っていることが時々あります。

今日もそうだったので13時までには終わらせようと急いで仕事を片付けていました。

そしたら、会社の女子社員さんが

  「急いでますね、何か約束でも?」とにっこり。

  「息子が下で待ってるの。」と答えると

  「あら息子さんがいらっしゃるんだ。おいくつですか?」

  「高3」

  「え? えぇ? えーーーーっ!!!」

そういえばそんな話を今までしたことなかったっけ?

子どもの年齢を言ったと同時に相手がひとしきり驚く反応には、もう慣れっこになっているので構わず手を動かす。(一応、なんで?という顔をした方がいいのかもしれないけど 笑) 

うれしいことに高3の子どもがいるようには見えないらしい。

ほんとはまだ上にいるけど、それ言ったらまた面倒なことになるので黙っていた(^_^;

そうするとまた彼女「近くの学校って○○高校ですか?」

 「うん、そうよ。」

そしたら彼女が(ここからが大事)「子育て成功ですね。成功の秘訣は何ですか?」ってにっこり。

思わず彼女を凝視してしまい、それと同時に瞬時に思った。

彼女は20代のかわいい女性で(かわいいはよけいだけど)、これから結婚して子ども産んで育てていく人だ。

そんな……進学校に子どもがいるからって子育てが成功だと考えるなんて危険だ。

そんな子育てされたら未来の彼女の子どもがかわいそうだと。

なので私の答えは「秘訣かぁ…秘訣は遊べや遊べと育てることかな。」と。

我ながらなんとも奇妙な答えだ。

案の定、彼女も怪訝な笑みを浮かべていた。




でもほんとに、勉強ばっかしてたらろくな人間にならないから。


画像は息子高2のとき、夏期講習休んで10日間キャンプに行ったときのものです。いい体験してます(o^^o)イメージ 1