からて ろーどわーくと怪我 | クリーチャーガレージキット人間のブログ

からて ろーどわーくと怪我

2~3ヶ月すると、
30人くらいいた同期は5人ほどに減っていた。
生徒は格闘技ブームで入ってきた後輩ばかりだ。

どうせすぐやめるんだろうけど・・・。

その頃になると、先輩とロードワークにいくようになった。

今まで走ったこと無い距離(たぶん10キロくらい)を
ゆっくりだけど走る。

稽古の後ってこともあり、結構めんどくさかったので、
ある日、サボりたくてわざとサンダルをはいていった。

「先輩、今日、自分サンダルなんで、ロードワークは・・」
と言い掛けたとき、先生が

「俺の靴使って良いよ~。」

と余計なことを言った。

しかも靴というのは革靴で、
しかも先生は足が特別でかく、自分にはサイズが全然あってない。

履くとスヌーピーの絵みたいになった。


そのまま結局ロードワークに連れて行かれ、
その日に限って中々帰らない。
気が付くとみんな歩いていて、3時間くらいたっていた。

いつもは横須賀の海岸に沿って走っているんだけど、
いつの間にか見たことの無い団地や、
明らかに山の中や畑のようなところに来ていた。

履きなれないでかい靴を履いてるおかげで、
足首も痛いし靴擦れで血まみれだ。

もう限界だったので、おそるおそる先輩に
「すみません、ここどこっすか?」
と聞くと、一瞬自分の耳を疑う答えが返ってきた。





「俺もわかんねえんだよ。」






それからしばらくすると、駅のようなものが見えてきた。
見ると「三崎口」と書いてあった。
道場の場所は「堀の内」。
京浜急行で言うところの、8駅分くらい走らされていた。


結局道着を着たまま、電車に乗り道場に帰った。



そんなこんなで地獄のような練習が行われ、
4ヶ月くらいたった。

負った怪我は
覚えてるだけで

アバラの真ん中の骨 ズレ

両アバラ(一番下の骨)骨折

両脛の軟骨陥没(現在も陥没中)

右鎖骨骨折

右足の甲 骨折

右手首の軟骨 陥没

他にも腱の炎症や打撲が数えきれないくらい。

実は攻撃したほうが怪我がしやすい。
足や手の怪我は自爆によるもの。