カラテ ローキックの受けの練習 | クリーチャーガレージキット人間のブログ

カラテ ローキックの受けの練習

道場に入門して直ぐ、組み手をやらされた。

「ではローキックの受けの練習を行います」

ローキックの受け方は、
K-1とか見れば分かると思うけど
足の付け根から膝までを腰の高さ程上げ、
ひざから下の足をたわませて、その部分で力を逃がして受ける。

ただローキックの練習時、素人はどうしても目線が下に行ってしまう。


自分も初めてだったので、やはり下を見ていた。


すると、いきなり地面が突っ込んできた。

車で壁に思いっきり突っ込むような、
そんなイメージだった。

全く意味がわからないでいると、

「顔面ががら空きなんだよ。」

と先輩が言った。

どうやら、足に気をとられていていたら、
頭を蹴られて倒れたらしい。


ちなみに足を見ていればハイキックもローキックも
受けれるもんだろうと思いがちだけど、
回し蹴り(足を横から立たんで蹴る蹴り方)だと、
下を向いている状態の目の視界の外から蹴りが来るので
殆ど見えない。

全く受けもなにも教わらないうちから、
ローキックの受けという名目で練習していたのにもかかわらず、
頭を蹴られた。

しばらく動けなかったので(おっかないので動けないふりをしてた)、
練習から外れてみていると、
同期の道場生も全く同じことをされていた。

なるほど、あーやって倒れてたのか・・・。

今でこそ「ひでえことするなあ・・・。」
とは思うけど、その時は「怖い」としか思えなかった。