空にそびえる鉄の城~ロボットアニメ編1~
ロボットアニメ・・・現在は廃れつつあるジャンルですが、自分は幼少の時から数多くのロボットアニメを見て育って来たのでロボットアニメは大好きです。
・・・ってな訳で本日はスーパーロボットアニメの元祖、マジンガーZについて個人的な主観で書かさせて頂きます。
本放送を見た記憶は、まったくもって無し。幼稚園か小学校の時に再放送で見たと思います。
国内初の人間が乗り込んで操縦するロボットアニメで、この作品がなければ、ガンダムもEVAも存在はしなかった可能性が高く、日本のアニメ業界に与えた影響は大きいです。
さらに、マジンガーZの凄いところは、それ以降のロボットアニメが行っている事をほとんどやってしまっている点です。
①パイロットが未成年。
②主人公の身内が作成したロボットに搭乗する。
③武器、機体のパワーアップ。
④オプション兵器がある。
⑤秘密基地の存在。
⑥二号ロボの登場。
逆を言えば、先にこれだけやられてしまえば、後に続く作品を作る方は大変だっただろうな。マジンガーがやってないのは、変形・合体くらい?ですから。
マジンガーZのパワーアップといえば、レーダーの役割を担っている耳の部分に冷凍ビームを搭載する。紅の翼・ジェットスクランダーの翼の部分にサザンクロスナイフ発射口・・・これってスクランダーカッターで機械獣を切った後は発射口に破片が入り込んだりして使用不可になるんじゃね?とか不思議に思うところもありますが、そこは何でもありのスーパーロボット気にしてはいけないのですね。
現在、今川監督の手により、真・マジンガー衝撃Z編が放送中ですが、地獄王ゴードンを倒した後に、暗黒大将軍が復活。マジンガーは奮闘するが歯が立たず、間一髪のところをグレートマジンガーに助けられ、戦いは続く!って感じで終わりそうな気が全開です。
それは運命の出会いなの。
自分の好きな作品を話す上で絶対に外す事の出来ない作品があります。
それは、「聖闘士星矢」です。
今更説明するまではないと思いますが、ジャンプがまだ熱かった80年代後半に連載開始。TV朝日系列でアニメ化もされた、車田正美の代表作の一つです。
たぶん、この聖闘士星矢に出会ってなければ、今の自分はいないといっても過言では無いくらいに、その後の人生に影響を与えてくれた作品です。
ジャンプで一話目を読んだ時から、その世界観にハマってしまったのですが、一輝率いるブラック聖闘士戦が始まったころは誌面の後ろの方。このままでは、打ち切り確定?
しかし、それを救ってくれたのがアニメ化ニュースでした。
ここで一つの誤算が、アニメ放映開始が10月。で単行本1巻の発売が9月。発売日当日、部活終了後、単行本を買いに行ったのですが、近隣の書店は全部売り切れ・・・1巻の初版が買えなかったと言う予想もしなかった悲劇に見舞われた事は今は良き思い出。
アニメ化以降、自分の星矢関連商品の購入はブースト全開。当時バンダイから発売された聖闘士聖衣大系はブラック四天王(アニメだと暗黒四天王)以外は全部所持してましたし、星矢グッズ欲しさに生まれて初めてアニメイトにも行きました。
作画監督、声優にも興味を持ったのが星矢が最初。星矢は作画監督に違いが放送回毎に如実に分かる作品でしたので、予告を見ただけで来週の作画監督は○○さんだ。とか、この声は○○と同じ役の人などが分かる様になってしまいました。
個人的に思う事、それは、聖闘士星矢があそこまで人気が出たのはアニメ化の影響もあったのかも知れませんが、一番の大きな要因は黄金聖闘士の存在だと思います。自分と同じ星座ってだけで感情移入ができ、それがさらに味方だったり、ライバルだったり・・・そして黄金聖闘士12人、それぞれのキャラの個性がしっかりと出ている。黄金聖闘士なくして星矢の成功はありえなかったと思います。
冥界編以降の声優交代劇でアニメは残念な結果となってしまいましたが、聖闘士星矢という作品がなければ、知り合えなかった方もおります。そういった意味では、聖闘士星矢との出会いは掛け替えのないものです。
ちなみに、ロストキャンパス、エピソードGも好きですよ。あれも星矢の一つの形ですから。