とうとう「アニメ」というテーマをつくってしまった…

『妄想代理人』 監督:今敏

こわい。

こんなにこわいアニメを見たのは初めてです。

まずOPから異様で、それがまたさらりと物語の大事な部分を描いているようで
なぜか見る度に動悸が。

内容はネタバレになるので書きませんが

「自分は悪くないんだ」って何かに寄りかかろうとするのはすごく危険だなと思い
でも追い詰められたら人間どこまで行くかわからないなー。
とちょっとぞっとしました。

ただ、キャラクターが魅力的だったので
人間の怖い部分を妄想にのっけて描いてる割には
結構わくわくして見られる作品でした。

個人的には
「明るい家族計画」の自殺オフが面白かったな。
あと、「マロミまどろみ」の猿田もありそう過ぎてどきどきしました。

ただ、ヒロインであり事件の引き金である「不思議ちゃん」月子は
女目線では結構嫌いな人でした。
だからラストにはいまいち納得できなかったり(嫉妬的な意味合いを込めて)

でも、謎を含まない解決はなくて
どこかすっきりしないまま
また穴はひろがっていくのかなーという終わり方はなんだか切なくてよかったです。