色々ありましたアセアセアップダウンの激しい内容、長いけど書く。


15回目の挑戦、5月11日土曜日。出勤前の6時から7時30分くらいにいつもの場所で定点観察。


ウェーディングしたりしながらあちこち探るも反応なし。


出勤しようと岸に上がり車に戻ろうとしたところ、


チャッ!


目の前7〜8mくらいのやや深めの淵の岸際で波紋が。ニゴイらしくない素早いライズ。まさかとは思いながらひっそり近づく。やや濁りもあり肉眼では魚影は無し。


ものは試し、やや上流にルアーを投げ、沈降速度と流れを想像しながら居そうなタナで激しくアピール。すると、


ババンッ!あ、これまでと全然ちゃうわハッ


強く竿が曲がり、下流に走る。既にこれまでに釣ってない魚種なのは確定、緊張がスゴイアセアセ


しかもほぼ目の前、興奮を抑えながらやり取りする。


キランッ!キラキラ


白っ!太っ!銅色じゃない(ニゴイ)!


水面近くで身を翻した瞬間、テンションが一気に抜ける…無念。


うわぁぁぁぁっ!て叫びました、マジで。


その後の仕事が手につかないのは言うまでもない…


しかし

①想定外に近い距離

②これまでも探っていてあまり反応が無かったので望みが薄いと思っていた流れに居た事

③ライズの差がわかりやすい事

等得られた経験値は大きい。


まだまだ諦めないぜ!


問題は16回目、5月12日。この日は草野球があり、その前に一勝負!


昨日の好感触を忘れることはできず、ワクワクしながら投げ続ける…しかし釣果無くタイムアップガーン


そう甘くはないか。トボトボ水際を歩く。すると足元の水面をチョンチョンつつき、浮き沈みを繰り返す見慣れない黒いシルエット。弱っている。


よく見て確認した瞬間、サツキマスとは違うドキドキが急激に始まる。


あっヤバッ!


直感でランディングネットで慌てて掬う。一度空振り、落ち着いて再度掬う。



出てしもた、15cmあるかないかのコクチバス。スモールマウスバス。しかも本川でタラー

色々脳裏を駆け巡る。落ち着け、あのポスターだ。


スマホでポスターの画像検索。そこには長良川流域でコクチバスを目撃または捕獲したら管内漁協に連絡せよとある。


長良川漁協へ電話、わかっちゃいたが日曜で留守電アセアセ


名前と経緯、電話番号を留守電に残し翌日以降の折り返しを待つ事に。


さて、この個体はどうするか。相手は特定外来生物、生きたまま運搬は厳禁!


豆アジを手で捌く要領でエラの下の所を切り絶命、ビニール袋に入れて一度家に戻りジップロックに入れて冷凍保管しておくことに。


モヤモヤしながら草野球へ。タイムリーを含む2安打、あまり野球には影響無かったようです野球


さて翌5月13日、出勤し昼休みにスマホを確認。長良川漁協から電話の履歴が。折り返すと簡単な状況の確認の後、里川・水産振興課と直接やり取りしてほしいとのことでそこから連絡をもらう事に。


数分後コクチバス対策室の方から電話。捕獲した日時や場所、状況を伝える。冷凍保管している個体は出来れば受け取りたいとのこと、翌5月14日が休日で用事の前に持っていくことにしました。


県のホームページにコクチバス対策室の連絡先にメールアドレスがあり、事前に捕獲時の場所と個体の写真を送信。返信にてコクチバスで間違いなさそうとのこと。


5月14日、下の娘を連れて県庁へ。





濃尾平野を一望出来るロビーも行きました、なかなか爽快!


電話で到着を伝えると室長の方がわざわざ玄関まで取りに来てくれました。少しお話し、まだ長良川の報告は少ないよう。また、県庁と別棟の県漁連で買い取りもしてますけどどうしますか?と案内されましたが、小さいし面倒なのでそのままお渡しました。


帰りの車中、ふと気になることが。ポスターにもあったがコクチバスは漁協で買い取るんでないの?


またあるかもしれないので長良川漁協に確認。電話対応した方いわく、長良川漁協には保管用冷凍庫が無く、結局県漁連に持って行ってもらう形になるとのこと。


まぁポスターにはまず管内漁協に連絡とありますので、一報入れるのが無難ですかね?


サツキマスを追って定点観察をやめようかと思いましたがコクチバスも気になる。あのあたりで増えてるのか?流れてきたのか?揖斐川から繋がる支流からの流入なのか?あぁ、どうしたものか…タラー