元々岐阜市北部の生まれ育ちで、周りには山や里川が多く、生き物に興味を持つのは自然の流れだったように思います。
そんな私の今でも続くクセは『用水路・小川があると覗く』です。
こんな感じ。これは地元の川ですが、今は改修工事でこの風景はありません

今は長良川沿いに下るように地元より下流の地域に居を構え、そこでもクセは出てます。
コチラに来て驚いた事が。それは『用水路溢れとるやん!』
排水部が排水路の水面と段差が無く、一部は田んぼの畦が無く用水路と境が無いことも。こういうところは居ます居ます、生き物がいます!

まずはドジョウ!田んぼに水が入ると赤ちゃん多数。ドジョウは見たことあってもドジョウを田んぼで見る機会は意外と無いもんです
ちなみにこの写真はやや色素が薄め、エラが透けて見えてました。今では準絶滅危惧種。


そしてカワバタモロコと思われるこの魚。岐阜県では絶滅危惧I類。輪之内町では保護条例もあり、特定第二種国内希少野生動植物とされ、販売目的の捕獲等は禁止されています。詳しくは環境省のわかりやすいPDFデータがあるので、皆に見てもらいたいなぁ。見つけた時は『え、こんなとこで?』と驚き。周りの古株の住民の方々には存在を知っている方もいるのかな

岐阜市北部は田舎で、ドジョウもナマズもいました。しかし田んぼと用水路の水面に落差があるところが多く、ここまで田んぼに生命感は無い印象です。他にもまだまだ居るんです、これが

今住む所は過去には大きな洪水もあり、地盤も弱く、排水も上流に比べると良くないのかもしれません。しかし田んぼと用水路が繋がる、氾濫原のような環境は生き物の営みには大事だなぁと体感しています

これから色々と苦労する事もあるかもしれませんが、この素晴らしい貴重な環境を見つめていきたいです
