入院した直後から、意識はリハビリ。
ベッドじゃダメだ。
退院を急ぐ、左半身、車椅子、冗談じゃ無い。とにかく動かす。
夢中で動かすが、数日後、ギターを持つが指は言う事を聞かない、コードを押さえて見る。Cを押さえるのに、人差し指を2弦1フレットに中指を4弦2フレットにと、初心者より動かない。
押さえて右の指は動くから音は鳴る。
ゆっくりだ、動くようになるだろうか、不安しか無い。それでも治ると思い、ギターを持つ。
コードCからGにも動かない、指の位置を見ながら移動させる。病になる前、小指を骨折していたから、押さえにくい上に動かない。しかし、僅か1月で指が動くようになる。スキーに行く、更に良くなる。軽い脳梗塞にしたい自分がいて、病院も自分の思うリハビリに協力的な医師だった。たまたまだと思うが、結果は良かった。更に知識はあった。タバコ酒
も辞めていた。食事も気をつけた。
当然一人じゃ無理、妻に感謝してます。
元気になってから聞いたが、医師から車椅子を覚悟してくださいと言われたらしい。以前辞めて良かった物を書いたが、病気の回復が目的でもある。
ただ、何度も再発の予兆があるし、弱っている箇所もある。
記憶は特に気になる、脳梗塞は多分二度だ、一度目は運転中だったが、自販機のあるパーキングで止まり。回復し、病院に行くが、ハッキリしない。自分でおかしな意識があって、頭の痛みと思考のまとまらない感じがあった。忘れない49歳になる年の3月13日だ。それから9年後だった。最近になり黒内症とか聞いた。
今、ギターが弾けるが、記憶が気になり歌詞を暗記する、今は、できているがまた悪化するだろう。だから下手な素人なりに、楽しもうと思っています。
回復すると信じて、身体を動かして、日本食を食べ、身体が感動する景色、音、音楽、レコード、香り、視覚聴覚から覚醒する感覚だったから、根拠は無いけど、結果は良かったと思う。

ギターは、小指が届かないコードはダメだけど、違うコードにしたり、とにかく歌って過ごす。

1日に数曲弾く、幸せに過ごすことが回復の近道だと思います。コードを押さえる為に指を動かすのが良かったと思う。

心地良い音、綺麗な景色、美しいもの、身体にやさしい食べ物で元気になる。