こんにちは、
長尾隆史です。

我々は、
新潟 燕三条で
ステンレスカトラリー(ナイフ・スプーン・フォーク)
を中心とした
キッチン用品全般を卸売りしている
(有)ナガオという企業です。

 

多重発色の技術を

ステンレスカトラリーに落とし込んだ

-ニジ- カトラリーシリーズ。

 

この記事で

-ニジ- プロジェクトも

第五弾情報です。

 

やっと、

やっと、

発売日が決定しました!!!

 

2022年9月9日 発売!!!

 

 

いやはや、

ようやくここまで漕ぎつけました。

 

苦節何年とはいいませんが、

たしか、

最初にこのアイデアを思い付いたのは

昨年の10月です。

手帳にそう書いてありました。

 

何度も

何度も

何度も

技術者さんと打ち合わせをして、

あーでもない

こーでもない

進めてきた

-ニジ- プロジェクト。

 

1stサンプルが良すぎたので

そこからの歩みは

正直

苦しかった。

 

ちょっと進んでは

修正。

ちょっと進んでは

修正。

 

ようやく本生産に入ったものの

七回、

発色の機械で加工するので

1日50本しか生産できない。

(これは当初からわかっていたことです)

 

ここまで

いやな顔をいっさい見せずに

お付き合いいただいている技術者さんには

もう

最大級の感謝しかありません。

 

Iさんをはじめ、レーザー加工のチームの方

誠に、有難うござます!!!

 

そして、

同時並行でオレが手配していた

ギフトボックスも

仕上がってきました。

 

これです。

 

じゃん。

 

オモテのスリーブを抜くと

 

 

こんな感じで現れます。

 

ディナーカトラリーセットの

ギフトボックス仕様。

 

セット内容は

ディナーナイフ

ディナースプーン

ディナーフォーク

ティースプーン

ケーキフォーク

 

基本の5種類セットです。

 

 

さて、

大ボリュームでお届けしている

-ニジ- プロジェクトの情報。

 

これから、

我ながら

おかしなことを言います。

 

-ニジ- カトラリーシリーズには

詩が

あります。

 

そう、

あの

文字の連なりが意味を成す

詩です。

 

近年、

我々、モノを扱う中小企業の間では

『背景のストーリーが大事だ』

みたいなことが

声高らかに叫ばれています。

 

正直なところ

あまり好きになれない手法だったのですが、

ある時思いました。

 

『そうか、オレは

ストーリーを包装紙に包んで喧伝するのが

好きになれないだけで、

ストーリー(物語)を書くことは好きじゃん』

 

見方によっては

ほとんど製品と関係のない

文字の連なりです。

 

近年のモバイルにおける

文字を活字として認識する事情を

ちゃんと認識しての挑戦です。

 

挑戦というよりは

反逆ですね。

嘲笑してくれてもかまいません。

 

ただ、

だれもやらないことを敢えてやる。

販売と

表現が

セットになったものに

はたして需要などあるのだろうか。

 

ほんのちょっとだけ自問しましたが、

すぐやることにしました。

だって、

べつにリスクはないし。

オレが考えるだけだし。

 

-ニジ-を販売する

ECサイトや、Webページをみて

少しでもたのしんでもらえるのならば

それでやった甲斐があるというものです。

 

そういうわけで、

おそらく世界初です。

(調べてないので真偽不明です)

 

これです。

 

 

 

 

 

-題名-

RD UR OR

 

 

かならず、いつかは雨がふる。

かならず、いつかは雨があがる。

 

私たちは虹のアーチを見上げて、

それぞれの想いを描く。

 

いつも通りは少しづつ変化しながら、

やがてそのむこう側へと進んでゆく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やべえな…。

やっちゃったよ。

どうすんだよこれ。

 

やることはすぐに決めましたが、

公開するのには

けっこう勇気が必要でした。

 

その理由は、

ここまで読んでくださったあなたなら

わかることと思います。

 

いきなりそんなこと言われても

意味不明

の四字熟語しか出てこないと思うからです。

 

本音を話します。

正しさや正確さが大手を振っている

ECサイトというものは

ともすればドライな印象になりがちです。

 

そんな

広大で乾いた空間に

魑魅魍魎が跋扈するアマゾン砂漠で、

少しでもウェットなことがしたい。

 

針の先のような存在の我々ですが、

よくわからない変な水が湧いている

オアシスになりたい。

そんな思いがあります。

(なれるならOasisになりたい)

 

活字は、

どんなに形式やマナーに則った文章でも

解釈

という余地があるのです。

それをプロとして深く掘り進むのが

批評家という仕事です。

 

カトラリーを販売しているページで

突然目に飛び込んでくる謎の表現。

大いに困惑してください。

そして、

願わくば解釈してください。

その解釈は

間違いなくあなただけのものです。

 

そういう、

余地や余白のある

製品デザインをしたかった。

 

突拍子もなく

奇天烈なやりかたですが、

まあ、

あいつのやる事だから仕方ねえな。

と、

暖かい目で見守っていただけると

幸いでござます。

 

次回の第六弾情報で

-ニジ- プロジェクトは完結の予定です。

 

最後に思い出の1stサンプルの画像を貼ります。

 

今回はこの辺で、

それではまた。

 

長尾隆史

 

 

 

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