小学6年生の頃に、リコーダーで演奏した「風を切って」という歌を知っているかな?

この歌は、登山家の植村直己をイメージした楽曲である。

 

風を切って

 

作詞:土肥武 作曲:橋本祥路

 

風を切って進むそり

孤独な旅 白の世界

風は吠え 荒れ狂う

過酷な旅 吹雪の世界

 

ひたすら彼方へ 喘ぎながら

凍る手足に命託して

氷河に消えた

 

最後の「氷河に消えた」が子供心にものすごくインパクトが強くて、

高校時代に聞いたシューベルトの「魔王」の最後「ヴァル・トート(死んでいた)」と同じくらいの強いインパクトだった。