太宰治の「走れメロス」は、アニメ化もされたり舞台化もされたりする名作だが、小学校の音楽の教科書にも載っている。
今回紹介するのは、小学校の音楽に載ったことのある歌である。
走れメロス
作詞:あだちやえ
作曲:岡部栄彦
編曲:橋本祥路
[1番]
エメラルドの海 オリーブの丘
見つめるメロスの 碧い瞳
必ず帰ると 誓いを交わして
走るメロスは 風のように
[2番]
力も尽き果て 倒れながら
挫けずメロスは 城を目指す
行く手に大きな 夕日が沈む
走れメロスよ 燃え尽きるまで
[3番]
差し出した腕に 伝う涙
抱き合うメロスと 愛する友
日暮れの広場に 広がるどよめき
若いメロスの 勇気たたえて
小学6年生の頃、僕は劇でメロス役をやっていたので、「走れメロス」には思い入れがある。
これを聞くと、主人公だけに沢山のセリフを必死に覚えたことを思い出す。