あと2日でプロ野球が開幕。
というわけで今回は『プロ野球の「最後」』を5年ぶりに改訂してみた。

☆は前回から増補改訂した部分
太字は2018年3月28日時点の現役選手

A:最後の時代
・最後の明治生まれの現役選手
岩本義行(1912年【明治45年】3月11日生まれ) 1957年引退

・最後の大正生まれの現役選手
関根潤三(1926年【大正15年】12月25日生まれ) 1965年引退
※ただし、戸籍上では1927年【昭和2年】生まれになっているため、戸籍上も大正生まれに限れば、ともに1963年に引退した関口清治と飯田徳治の両名となる。

・最後の1リーグ時代を経験した選手
関口清治(1948年巨人入団)
田宮謙次郎(1949年阪神入団)
飯田徳治(1949年南海入団) いずれも1963年引退

・最後の明治生まれの監督
三原脩(1911年【明治44年】11月21日生まれ) 1973年退任
※1976年には、1905年【明治38年】生まれのレオ・ドローチャーが太平洋の監督になる予定だったが、一身上の都合で一試合も指揮を執ることなく帰国した。

・最後の大正生まれの監督
根本陸夫(1926年【大正15年】11月20日生まれ) 1994年退任

☆最後の戦中生まれの監督
高木守道(1941年【昭和16年】生まれ) 2013年退任

・最後の1930年代生まれの現役選手
野村克也(1935年【昭和10年】6月29日生まれ)1980年引退

・最後の戦中生まれの現役選手
高橋直樹(1945年【昭和20年】2月15日生まれ) 1986年引退

・最後の1940年代生まれの現役選手
門田博光(1948年【昭和23年】月日生まれ)1992年引退

・最後の昭和20年代生まれの現役選手
落合博満(1953年【昭和28年】12月9日生まれ)
佐藤義則(1954年【昭和29年】9月11日生まれ) ともに1998年引退

・最後の1950年代生まれの現役選手
辻発彦(1958年【昭和33年】10月24日生まれ)
山本和範(1957年【昭和32年】10月18日生まれ) ともに1999年引退

・最後の昭和30年代生まれの現役選手
工藤公康(1963年【昭和38年】5月5日生まれ) 2011年引退

・最後の昭和20年代にプロ入りした選手
野村克也(1954年【昭和29年】南海入団) 1980年引退

・最後の1950年代にプロ入りした選手
張本勲(1959年東映入団) 1981年引退

☆最後の昭和30年代にプロ入りした選手
辻恭彦(1962年【昭和37年】阪神入団) 1984年引退

☆最後の1960年代にプロ入りした選手
大島康徳(1969年中日入団) 1994年引退

・最後の昭和40年代にプロ入りした選手
真弓明信(1973年【昭和48年】太平洋入団) 1995年引退

・最後の1970年代にプロ入りした選手
山本和範(1977年近鉄入団) 1999年引退

☆最後の昭和50年代にプロ入りした選手
山本昌(1984年【昭和59年】中日入団) 2015年引退

☆最後のドラフト制度導入前(1965年)までに入団した選手
衣笠祥雄 (1965年広島入団) 1987年引退

・最後のドラフト元年(1966年)に入団した選手
水谷実雄(広島) 1985年引退
※鈴木啓示(近鉄)は、1985年のシーズン途中で引退した。

・最後のドラフト外入団選手
石井琢朗(1989年横浜大洋) 2012年引退

☆昭和時代にプロ入りした現役選手
山本昌(1984年【昭和59年】中日入団)
中嶋聡(1987年【昭和62年】阪急入団) ともに2015年引退
※また、1960年代生まれもこの2人が最後である。1980年代のプロ入りは1989年【平成元年】に大洋に入団した谷繁元信も含まれる。


☆2005年のオリックス・バファローズ創設メンバー
金子千尋(自由枠で入団)

近藤一樹(近鉄→オリックス)
坂口智隆(近鉄→オリックス)
※二人とも現在はヤクルト

☆2005年の楽天創設メンバー
岩隈久志(近鉄→オリックス→楽天)
※現在はシアトル・マリナーズ

※移籍をせずに初年度から在籍し続けたのは牧田明久【2016年引退】が最後となる。


B:最後のチーム
その1:吸収および消滅して現存しない球団編
・松竹ロビンス(1936~1952)
後藤修 1963年引退
※現役生活12年間で現在も史上最多の8球団に在籍した。現在はゴルフ指導者に転身。
(松竹→洋松→東映→大映→巨人→近鉄→南海→西鉄)

・大映ユニオンズ(1946~1957)
八田正(1955年入団) 1971年引退

・西日本パイレーツ(1950年のみ)
関口清治(1948年巨人入団。1年の療養の後、1950年に西日本に入団) 1963年引退

・高橋ユニオンズ(1954~1956)
石川進(1954年入団) 1969年引退

☆近鉄バファローズ(1962年~1998年)
中村紀洋 (1992年入団) 2014年引退

☆大阪近鉄バファローズ(1999年~2004年)
岩隈久志 (2000年入団)現・マリナーズ
近藤一樹 (2002年入団)現・ヤクルト
坂口智隆 (2003年入団)現・ヤクルト

その2:現存する球団で旧チーム名での最後の選手

・大阪タイガース(現・阪神タイガース)1960年まで
遠井吾郎(1958年入団) 1977年引退

☆広島カープ(現・広島東洋カープ)1967年まで
衣笠祥雄 (1965年入団) 1987年引退

・国鉄スワローズ (1965年5月9日まで)
福富邦夫(1965年入団) 1980年引退
※途中、太平洋に移籍するが、球団名が国鉄~ヤクルトスワローズに至るまで在籍し続けた。

・ヤクルトアトムズ(現・東京ヤクルトスワローズ)1973年まで
八重樫幸雄(1970年入団)
杉浦亨(1971年入団) ともに1993年引退

・大洋ホエールズ(川崎時代) 1977年まで
斉藤明夫(1977年入団)1993年引退

☆横浜大洋ホエールズ 1992年まで
三浦大輔 (1992年入団) 2016年引退

・阪急ブレーブス 1988年まで
中島聡(現・日本ハム) 1987年入団
※また、89年~90年までの2年間の名称「オリックス・ブレーブス」としても最後の生き残り

☆オリックス・ブルーウェーブ 2004年まで
イチロー (1992年入団) 現・マリナーズ
※NPBに限れば後藤光尊(2002年入団,2016年引退)が最後となる。

・南海ホークス 1988年まで
大道典嘉(1988年入団) 2010年引退
※ただし、大道は南海時代には一軍出場はなかった。一軍経験者に限れば、同期入団の吉田豊彦(2007年引退)が最後になる。

☆福岡ダイエーホークス 2004年まで
山崎勝己(2001年入団)現・オリックス
寺原隼人(2002年入団)
杉内俊哉(2002年入団)現・巨人
和田毅(2003年入団)
城所龍磨(2004年入団)
明石健志(2004年入団)

・毎日オリオンズ 1957年まで
醍醐猛夫(1957年入団) 1975年引退

・大毎オリオンズ 1963年まで
若生智男(1956年入団)
坂井勝二(1959年入団) ともに1976年引退

・東京オリオンズ 1968年まで
村田兆治(1968年入団) 1990年引退

・ロッテオリオンズ 1991年まで
堀幸一(1988年入団) 2010年引退

・西鉄ライオンズ 1972年まで
若菜嘉晴(1972年入団) 1991年引退

・太平洋クラブライオンズ 1976年まで
真弓明信(1973年入団) 1995年引退
※また、77年~78年までの「クラウンライター・ライオンズ」としても最後の生き残り

☆ヤクルトスワローズ 2005年まで
五十嵐亮太 (1998年入団)現・ソフトバンク
畠山和洋 (2001年入団)
石川雅規 (2002年入団)
高井雄平 (2003年入団)
青木宣親 (2004年入団)
田中浩康 (2005年入団)現・DeNA
松岡健一 (2005年入団)

・東映フライヤーズ 1972年まで
岡持和彦(1970年入団) 1988年引退
※また、73年限りでの名称「日拓ホームフライヤーズ」としても最後の生き残り


C:最後の優勝
その1 セ・リーグ編
・1973年巨人(V9最後の年)
淡口憲治(1971年入団) 1989年引退

・1974年中日(巨人のV10を阻止)
鈴木孝政(1973年入団) 1989年引退

・1975年広島(初優勝)
高橋慶彦(1975年入団) 1992年引退

・1977年巨人(長嶋巨人V2)
篠塚和典(1976年入団) 1994年引退

・1978年ヤクルト(初優勝&初日本一)
角富士夫(1976年入団) 1994年引退

・1980年広島(日本シリーズ連覇)
北別府学(1976年入団) 1994年引退

・1981年巨人(藤田巨人初優勝&初日本一)
駒田徳広(1981年入団) 2000年引退

・1982年中日(大接戦での優勝)
郭源治(1981年入団) 1996年引退 ※台湾に帰国後の1999年まで現役でプレー。

・1984年広島(現時点で最後の日本一)
紀藤真琴(1984年入団) 2005年引退

・1985年阪神(トラフィーバー)
和田豊(1985年入団) 2001年引退

☆1987年巨人(王巨人唯一の優勝&最後の後楽園時代)
木田優夫(1987年入団) 2014年引退

☆1988年中日(星野中日初優勝)
山本昌 (1984年入団) 2015年引退

☆1991年広島(旧市民球場時代最後のリーグ優勝)
前田智徳 (1990年入団) 2013年引退

☆1992年ヤクルト(野村ヤクルト初優勝)
石井一久(1992年入団) 2013年引退

☆1998年横浜(マシンガン打線で日本一)
相川亮二(1995年入団) 2017年引退
※ただし、相川はこの年は一軍に出ておらず、一軍経験者は三浦大輔(2016年引退)が最後である。

☆1999年中日(ナゴヤドーム移転後初優勝)
荒木雅博(1996年入団)
福留孝介(1999年入団<1位>)現・阪神
岩瀬仁紀(1999年入団<2位>)

☆2000年巨人(長嶋時代最後の優勝)
上原浩治(1999年入団)

☆2001年ヤクルト(若松政権唯一の日本一)
五十嵐亮太(1998年入団)

畠山和洋はルーキーだったが、一軍に出てないため除外

☆2003年阪神(18年ぶりの優勝)
藤川球児(1999年入団)

☆2005年阪神(33-4)
藤川球児(1999年入団)
鳥谷敬(2004年入団)
小宮山慎二(2004年入団)
能見篤史(2005年入団)

その2 パ・リーグ編
・1970年ロッテ(親会社がロッテになって最初の優勝)
村田兆治(1968年入団) 1990年引退

・1973年南海(南海時代最後の優勝)
片平晋作(1972年入団) 1989年引退

・1974年ロッテ(オリオンズ時代唯一の日本一)
村田兆治(1968年入団) 1990年引退

・1978年阪急(リーグ4連覇)
佐藤義則(1977年入団) 1998年引退

・1980年近鉄(リーグ連覇)
久保康生(1977年入団) 1997年引退

・1981年日本ハム(改称後の初優勝)
田村藤夫(1978年入団) 1998年引退

・1982年西武(改称後の初優勝、黄金時代の幕開け)
工藤公康(1982年入団) 2011年引退

・1984年阪急(阪急時代最後の優勝)
星野伸之(1984年入団) 2002年引退

・1989年近鉄(黄金時代の西武に歯止めをかける)
赤堀元之(1989年入団) 2004年引退

☆1994年西武(森西武最後の優勝)
松井稼頭央(1994年入団)

☆1996年オリックス (リーグ2連覇)
イチロー(現・マリナーズ) 1992年入団

☆1999年ダイエー(改称後の初優勝&初日本一)
井口資仁(1997年入団) 2017年引退

☆2001年大阪近鉄(最後のリーグ優勝)
岩隈久志(現・マリナーズ) 2000年入団

☆2003年ダイエー (ダイエー最後の優勝)
山崎勝己(2001年入団) 現・オリックス
寺原隼人(2002年入団)
杉内俊哉(2002年入団) 現・巨人
和田毅(2003年入団)

D:最後の球場
☆後楽園球場(巨人) 1987年まで
木田優夫(1987年入団) 2014年引退

・後楽園球場(日本ハム) 1987年まで
田中幸雄(1986年入団) 2007年引退

☆東京ドーム(日本ハム) 2003年まで
實松一成(1999年入団)
田中賢介(2000年入団)
小谷野栄一(2003年入団) 現・オリックス
鶴岡信也(2003年入団)

・ラッキーゾーンがあった時の甲子園球場 1991年まで
新庄剛志(1990年入団) 2006年引退

☆ナゴヤ球場 1996年まで
荒木雅博(1996年入団)
※ナゴヤ球場は1997年以降は二軍本拠地となる。

・川崎球場(大洋) 1977年まで
斉藤明夫(1977年入団) 1993年引退

・川崎球場(ロッテ) 1991年まで
堀幸一(1988年入団) 2010年引退

☆藤井寺球場(近鉄) 1996年まで
中村紀洋 (1992年入団) 2014年引退

☆平和台球場(ダイエー) 1992年まで
下柳剛 (1991年入団) 2012年引退

・平和台球場(西鉄・太平洋・クラウン) 1978年まで
真弓明信 (1973年入団) 1995年引退

☆西武ライオンズ球場 1998年まで
松井稼頭央 (1993年入団)

・大阪球場(南海) 1988年まで
大道典嘉 (1988年入団) 2010年引退

☆西宮球場(阪急およびオリックス・ブレーブス) 1990年まで
中嶋聡 (1987年入団) 2015年引退

E:最後の世代
(2017年で40歳を迎える昭和52年度生まれまでを列挙)
※()内は最終所属球団

昭和10年度:野村克也(西武) 1980年引退
昭和11年度:広瀬叔功(南海) 1977年引退
昭和12年度:米田哲也(近鉄) 1977年引退
昭和13年度:長田幸雄(大洋) 1976年引退
昭和14年度:石井茂雄(巨人) 1979年引退
昭和15年度:張本勲(ロッテ) 1981年引退
昭和16年度:高木守道(中日) 1980年引退
昭和17年度:辻恭彦(大洋) 1984年引退
昭和18年度:大熊忠義(阪急),※白仁天(近鉄),土井正博(西武),松原誠(巨人),柴田勲(巨人) いずれも1981年引退 ※白は韓国に帰国後の1984年までプレー。
昭和19年度:高橋直樹(巨人) 1986年引退
昭和20年度:小川亨(近鉄)1984年引退
昭和21年度:山本浩二(広島) 1986年引退
昭和22年度:福本豊(阪急) 1988年引退
昭和23年度:門田博光(ダイエー) 1992年引退
昭和24年度:村田兆治(ロッテ) 1990年引退
昭和25年度:大島康徳(日本ハム) 1994年引退
昭和26年度:八重樫幸雄(ヤクルト) 1993年引退
昭和27年度:杉浦亨(ヤクルト) 1993年引退
昭和28年度:落合博満(日本ハム) 1998年引退
昭和29年度:佐藤義則(オリックス) 1998年引退
昭和30年度:大野豊(広島) 1998年引退
昭和31年度:郭源治(中日) 1996年退団 ※台湾に帰国後の1999年まで現役でプレー。
昭和32年度:山本和範(近鉄) 1999年引退
昭和33年度:辻発彦(ヤクルト) 1999年引退
昭和34年度:川口和久(巨人),田村藤夫(ダイエー) ともに1998年引退
昭和35年度:広瀬哲朗(日本ハム),大野雄次(ヤクルト) ともに1998年引退
昭和36年度:長冨浩志(ダイエー) 2002年引退
昭和37年度:広沢克実(阪神),伊東勤(西武) ともに2003年引退
昭和38年度:工藤公康(西武) 2011年引退
昭和39年度:川相昌弘(中日) 2006年引退
昭和40年度:山本昌(中日) 2015年引退
昭和41年度:吉田豊彦(楽天) 2007年引退
昭和42年度:清原和博(オリックス) 2008年引退
昭和43年度:中嶋聡(日本ハム) 2015年引退
昭和44年度:斎藤隆(楽天) 2015年引退
昭和45年度:谷繁元信(中日) 2015年引退
昭和46年度:前田智徳(広島) 2013年引退
昭和47年度:和田一浩(中日),西口文也(西武),谷佳知(巨人) いずれも2015年引退
昭和48年度:イチロー(現・マリナーズ)
※NPBに限れば三浦大輔(2016年引退)が最後
昭和49年度:岩瀬仁紀(現・中日)
昭和50年度:松井稼頭央(現・西武),福浦和也(現・ロッテ),上原浩治(現・巨人)
昭和51年度:新井貴浩(現・広島)
昭和52年度:荒木雅博(現・中日),福留孝介(現・阪神)

F:最後のドラフト
※1980年以降

1980年:駒田徳広(巨人2位) 2000年引退
1981年:工藤公康(西武6位) 2011年引退
1982年:川相昌弘(巨人4位) 2006年引退
1983年:山本昌(中日5位) 2015年引退
1984年:中村武志(中日1位) 2005年引退
1985年:清原和博(西武1位) 2008年引退
1986年:中嶋聡(阪急3位) 2015年引退
1987年:堀幸一(ロッテ3位) 2010年引退
1988年:谷繁元信(大洋1位) 2015年引退
1989年:前田智徳(広島4位) 2013年引退
1990年:下柳剛(ダイエー3位) 2012年引退
1991年:イチロー(オリックス4位)
1992年:菊地原毅(広島2位) 2013年引退
1993年:松井稼頭央(西武3位),福浦和也(ロッテ7位)
1994年:相川亮二(横浜5位) 2017年引退
1995年:荒木雅博(中日1位)
1996年:井口資仁(ダイエー1位),森野将彦(中日2位) ともに2017年引退
1997年:五十嵐亮太(ヤクルト2位)
1998年:福留孝介(中日1位),岩瀬仁紀(中日2位),上原浩治(巨人1位),藤川球児(阪神1位),新井貴浩(広島6位),松坂大輔(西武1位),實松一成(日本ハム1位)
1999年:田中賢介(日本ハム2位),岩隈久志(近鉄5位)

G:最後の記録
その1:投手編
・昭和時代最後の200勝投手
東尾修(西武) 1984年【昭和59年】9月15日に達成

・20世紀最後の200勝投手
北別府学(広島) 1992年【平成4年】7月16日に達成

・(現在)最後のシーズン20勝投手
田中将大(現・ヤンキース) 2013年に24勝

・(現在)最後のシーズン30勝投手
皆川睦雄(南海) 1968年に31勝を記録

・(現在)最後の300勝投手
鈴木啓示(近鉄) 1984年5月5日に達成。※史上6人目。

・終戦前最後のノーヒットノーラン達成者
石丸進一(名古屋軍 ※現・中日) 1943年10月2日に達成。史上18人目。

・1リーグ時代最後のノーヒットノーラン達成者
真田重蔵(注:当時は「真田重男」)(大陽ロビンス) 1948年9月6日に達成。史上22人目。

・昭和時代最後のノーヒットノーラン達成者
近藤真一(中日) 1987年8月9日に達成。史上67人目。

・(現在)最後のノーヒットノーラン複数回達成者
外木場義郎(広島) 1972年4月29日に3回目を達成して以降、現れていない。

・昭和時代最後の完全試合達成者
今井雄太郎(阪急) 1978年8月31日に達成

・(現在)最後の完全試合達成者
槙原寛己(巨人) 1994年5月18日の広島戦で達成 ※平成で唯一の達成

・(現在)最後の3000奪三振達成者
鈴木啓示(近鉄) 1984年9月1日に達成。 ※史上4人目。

・(現在)最後の300完投達成者
鈴木啓示(近鉄) 1983年 ※史上4人目。

・(現在)最後の70完封勝利達成者
鈴木啓示(近鉄) 1983年 ※史上5人目。

・(現在)最後の国内200セーブ達成者
サファテ(ソフトバンク) 2017年に達成。※史上6人目。

その2:野手編
・昭和時代最後の2000本安打到達者
門田博光(南海) 1987年【昭和62年】8月26日に達成

・20世紀最後の2000本安打到達者
駒田徳広(横浜) 2000年【平成12年】9月6日に達成

・(現在)最後の2500安打達成者
金本知憲(阪神) 2012年【平成24年】6月28日に達成。史上7人目。

・(現在)最後の500本塁打達成者
清原和博(巨人) 2005年4月29日に達成。史上8人目。
※松井秀喜(レイズ)は日米通算507本塁打だが、日本では332本塁打。

・(現在)最後の1500打点達成者
金本知憲(阪神) 2012年6月3日に達成。史上9人目。

・(現在)最後のシーズン70盗塁達成者
高橋慶彦(広島) 1985年【昭和60年】73盗塁を記録。
※ちなみに赤星憲広(阪神)の最多記録は2004年の64盗塁。

・(現在)最後の500盗塁達成者
柴田勲(巨人) 1977年に達成。
※通産500盗塁達成者は、2018年現在までに福本豊(1065),広瀬叔功(596),柴田勲(579)の3人しかいない。

・(現在)最後の400犠打達成者
宮本慎也(ヤクルト) 現在:402犠打 2012年9月26日に達成。史上3人目。
※上の2人(川相昌弘,平野謙)は名球会入りしていないため、名球会員では最多記録である。

H:最後の国際大会
・ロサンゼルスオリンピック(1984年)
広沢克己 2003年引退

・ソウルオリンピック(1988年)
野茂英雄 2008年引退
※NPBでは古田敦也(2007年引退)が最後。

・バルセロナオリンピック(1992年)
小久保裕紀 2012年引退

・アトランタオリンピック(1996年)
福留孝介《阪神》

・シドニーオリンピック(2000年)
石川雅規《ヤクルト》
杉内俊哉《巨人》
松坂大輔《中日》
阿部慎之助《巨人》

・アテネオリンピック(2004年)
岩瀬仁紀《中日》
松坂大輔《中日》
上原浩治《巨人》
岩隈久志《シアトル・マリナーズ》
和田毅《ソフトバンク》
福留孝介《阪神》

・第1回WBC(2006年)
松坂大輔《中日》
上原浩治《巨人》
和田毅《ソフトバンク》
藤川球児《阪神》
杉内俊哉《巨人》
西岡剛《阪神》
今江敏晃《楽天》
新井貴浩《広島》
福留孝介《阪神》
青木宣親《ヤクルト》
イチロー《シアトル・マリナーズ》

総括
野球の歴史は奥が深いですね