今週の日曜日は父の日ということで、『みんなのうた』からお父さんをテーマにした歌をいくつか紹介する。

今日紹介するのは、
『それがボクのおとうさん』
DVD-BOXⅡにも収録されている。


作詞:財津和夫
作曲:財津和夫
編曲:財津和夫
うた:財津和夫
映像:臼井儀人
初回:1997年2月・3月

・歌詞
おとうさん ご苦労さん
言いたいことあるでしょう
我慢はしないで
怒鳴ってよ 大きな声で
デパート レストラン 他人の前では
必要以上に威張るのに
クラス担任先生に
どうしていつもペコペコ
ほんとは いい人なの
ウ~ン (好き好き) 好きだよ

おとうさん ご苦労さん
言いたいことあるでしょう
我慢はしないで
怒鳴ってよ 大きな声で
俺も同じは 子供の頃は
成績はビリだと笑うから
おかあさんに怒られて
猫のトイレ始末する
ほんとに憎めないよ
ウ~ン (好き好き) 好きだよ

おとうさん ご苦労さん
言いたいことあるでしょう
我慢はしないで
怒鳴ってよ 大きな声で
イビキうるさい 体はかたい
安ものコロンと酒くさい
夢見る暇なく アリのように
毎日働く
何だか かわいそうだね
ウ~ン (好き好き) 好きだよ


・アニメーション


キャッチボールをする父と息子。
そばを通る女性に鼻の下を伸ばしていたら、息子が投げたボールが命中し、息子は嘆く。



新聞を読んでいたら、「パパ、お馬さんしてよ」と息子にせがまれ、仕方なく「ヒヒーン」と泣いて四つん這いで歩く父。
「あなたー。」そこに母から呼ばれ、「助かった」と一安心するも、結局は台の代わりにされてしまうのだった。



ごはんが出来たので、寝ている父を起こすように頼まれた息子。
揺すっても起きなかったので、履いていた靴下の臭いで起こした。



テーブルの上でダンスをする息子に怒る母。
母は父に注意するように頼むが、「いかんなぁ」と言うと、
自分もテーブルに乗って「もっと腰をこう…」と一緒に踊る。
母は「あのねぇ…」と呆れていた。


近くの女の子を毛虫でいじめる息子。
そこに父が「女の子をいじめるヤツはサイテーだ!!」と怒る。
それに反省して女の子に謝る息子。
しょげる息子の肩に手を当て、「あの夕日に向かってレッツゴー!!」とランニングを促す。
しかし、父は犬の糞を踏んでしまう。
「あっ、犬のフンふんでる!!」「ゲッ」



テレビを見ている息子に「ジョギングしたらどうだ。」という父。
一緒に走っていたものの、父は途中で捻挫してしまった。




「また夫婦ゲンカか」とがっかりする息子。
平手打ちの音が響き、息子は父が母をぶったと思っていたが、実際はその逆だった。
「ひどいよパパ!!ママをぶつなんて!!」
「オレがぶたれたんだ…」


息子を肩車する父とそれを見守る母のシーンで終わる。