今から5年前の2010年4月24日。同年4月7日に死去した木村拓也コーチ(当時)の追悼試合(巨人広島)が行われた。
この試合は僕も観戦していたが、今まで観た試合の中で最も印象に残っている。


由美子夫人が上梓した「一生懸命」。


東京ドーム入口前には、献花会場が設置され、詰めかけた野球ファンたちが花を供えた。

試合後も、掌を合わせ花を供えるファンの姿があった。


この試合には、来場者全員にメッセージボードが配られた。
ジャイアンツ側はオレンジカープ側は赤のボードが配布され、試合の間には両軍一斉にボードを掲げた。


【2010年4月24日】谷佳知、木村拓也に捧ぐ満塁弾

この試合は、木村拓也と同学年の谷佳知(谷は早生まれ)が、木村拓也と広島に同期入団(95年入団)した高橋建から満塁ホームランを打った。
僕は一塁側2階席から見ていたが、隣に座っていた観客が泣いていたのが印象に残っている。

では最後に、広島時代巨人時代の応援歌を。

足の速さは 誰にも負けない
風を切り走れ 木村拓也

※現在は木村昇吾に流用されている。


狙いすました一撃が 勝負を決める
Vへの道拓け 木村拓也