帯状疱疹騒動記 | naganomathblog

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これは旧ブログです。
永野数学塾塾長日記は
http://www.naganomathblog.com/
に移転しました。

タイトルの通りですが、帯状疱疹にかかりました(>_<)
過労やストレスが原因の病気だということなので自分には無縁だと思っていたのですが(そういう輩に限って危ないそうです)、自分の健康を過信していると、文字通り痛い目にあうことがよく分かりました…(;_:)

【1日目】
朝起きると右脇の下にピリピリと引きつるような痛み。でもこの時はまだ「寝違えたかな~」などと呑気なことを思ってました。そのうちに右胸部や右の肩甲骨(背中)が少し痛むような感じもあったのですが、それでも「凝り」の一種かな~くらいに侮っていました…⊂((・x・))⊃

【2日目】
前日と同じような引きつるような感じ。この日は日曜日で仕事も休みだったため終日家族と過ごしました。前日と同じ引きつるような痛みを感じるものの、特に支障なし。晩御飯では妻とワイン1本を開けて、ご機嫌で早めに就寝♪

【3日目】
朝起きると、右肩甲骨に前日までとは違う強めの痛みあり。でも帯状疱疹などとは夢にも思わず「ひどい凝り」だと勘違いしているので肩をぐるぐる回すなどして誤魔化してました。ただ日中になると痛みが右胸部に移ってきたので さすがに腑に落ちない気分。

【4日目】
朝、シャワーを浴びた後に鏡を見て、右脇下に赤い斑点を発見!さっそくGoogle先生に「脇の下、赤い斑点、痛み」でお伺いを立てると「帯状疱疹」とのお答え。読めば読むほど、症状がピッタリビンゴ。「凝り」じゃなかった~~~~~(>_<)
日中は痛みが右の肩甲骨と胸部を行ったり来たり。その痛みも相当強まってきます…。職場から妻に「激痛です…」とメールすると、子供を寝かしつけた後に夜中に自転車で街を徘徊して、薬剤師のいる薬局で「ロキソニン」(痛み止め)を買ってきてくれました。帰宅してからそれを飲んで、マッサージしてもらいつつ痛みに耐えながら就寝。

【5日目】
朝一で皮膚科受診。診察5秒で「帯状疱疹ですね」と断定されました(^_^;)
以下の飲み薬3種、塗り薬1種を処方してもらいました。
ファムビル錠(抗ウィルス剤)
ロブ錠(痛み止め)
レバミピド錠(胃薬)
アズノール軟膏(塗り薬)
この日から痛みは相当なレベルに。胃薬も一緒に処方されましたが、胃酸過多な感じで胃も荒れている模様。しかも、口内炎も…。痛みに耐えられず、寝る前にこの日4回めのロキソニンを飲んで就寝。下は病院でもらった帯状疱疹の説明冊子(クリックで拡大します)。



【6日目】
さらに痛みは強まります(>_<)(>_<)。つい「痛~~~い!」と声が漏れてしまうほど。朝ゴハンの時も我慢できずに呻いていたら子供を心配(というか動揺)させてしまいました。食後に薬を飲むと、午前中は痛みが少しマシでした。ただ、この日は色々と雑用が多くて、安静にしていられなかったので、そのせいか夕方くらいからまたまた激しい痛みに…(;_:)

ところで…
塗り薬をつけた後にガーゼをあてるのですが、その時に貼るテープを剥がすのが毎回痛くての閉口しました…。そこで家にあった最新のテープ(というか普通のテープ)ではなく普段楽譜の製本に使っている紙テープ(マスキングテープ)の方が粘着力が弱そうだからいいかな~と思って使ってみたら…これがめちゃくちゃ痛いです(;_:)
決死の思いで剥がしても、肌に糊が残ってしまってそれをキレイにするのも一苦労。肌にガーゼをあてる時は絶対に製本テープ(マスキングテープ)を使ってはいけません!(そんな人はいないかもしれませんが)。
↓マスキングテープ
この商品に罪はありません。製本の際は大活躍します!
マスキングテープ 
【7日目】
朝の痛みは前日よりは少しだけマシでした。でもこちらが痛みに慣れてきただけかもしれません…。電気が走るような鋭い痛みは相変わらずです。この日も午前中は薬の効果が感じられたものの夕方以降からは背中に刺すような強い痛み。唯一痛みから逃れられるのは入浴中。暖めるといくらか楽になります。
↓これではありませんが、類似品を使ってました。
あずきのチカラ 首肩用/桐灰化学
またこの日は19時過ぎに飲んだ痛み止めが聞いた模様。

【8日目】
この日は初めて明け方(4時頃)に痛みで目覚めてしまいました(>_<)いつもは午前中は薬の効果が感じられるのに、この日の午前中は薬を飲んでも痛みは全然和らぎません。ひたすら暖めながら耐えますが、それでも「うっ」とか「痛いっ」と声が漏れてしまうほど…。午前中の痛みとしては今までで一番だったかもしれません。
そんな最中、慶応病院のホームページに「帯状疱疹」のページを見つけました。
下の図(同ページより)もよくまとまっていて分かりやすいのですが、「神経痛」の痛みのピークがまだ過ぎてないことを知りゲンナリ。

ただ、午後からは少し痛みが和らぎ、いつもは夕方以降に強い痛みになるのに午前中よりは痛くありません。早めに病院に行ったおかげで、上の図よりは早めにピークを超えたか?(期待!)

【9日目】
帯状疱疹になって2回めの日曜日。朝起きた時の感じは発症以降一番楽でしたが、雨が降ってきたタイミングで痛みがぶり返しました。単なる偶然かもしれませんが。それでも子どもたちとゴロゴロしながら遊んでいるうちに、少しずつマシにはなってくる感じはありました。夜はまた妻とワインを一本開けた後、子どもたちを寝かしつけながら早々に就寝。

【10日目】
前日の夜は早く寝たので、たっぷり睡眠!…だったのですが朝になってみると前日の夜よりは痛みが増してしまいました(>_<)ただし、これは就寝前の痛み止めを飲まなかったせいかもしれません。朝食後に薬を飲んだら大分痛みは和らぎました。
そのまま病院に行き、2度目の診察。先生からは、
「かさぶたができ始めていますので
 もうピークは過ぎてますね。
 あと1週間もすれば、元の皮膚は戻るでしょう。
 菌もほとんど死滅しているはずですので、
 抗ウィルス剤はもう必要ありません。
 痛み止めと胃薬だけ出しておきますね」
という有難いお言葉。
若い(注:この病気にかかる人としては)ので、痛みが残る心配もほとんどないそうです♪現金なもので、そう診断してもらうと、あまり痛くないような気がしてきます。
同時に体の芯から色々とやる気が漲ってきました。ちょっと久しぶりの感覚です!この日は夜になっても痛みが増すことはなく、就寝前の痛み止めも飲まずにすみました。

【11日目(今日)】
起きてすぐはまたピリリ…と痛みますが、それでも、MAX時にくらべれば楽勝モード。いつもは大急ぎで朝ごはんを食べてすがるように手をのばす薬を飲み忘れそうになるほど(^_^;)仕事場に向かう足取り(ハンドルさばき)も軽やかです(笑)

…というわけでまだ完治したわけではありませんが、ピークを過ぎたことは確実のようです。通常、帯状疱疹は完治まで3週間~1ヶ月かかるそうですが、2週間ほどで治りそう(?)なのは、早めに皮膚科を受診したからだと思います。

帯状疱疹は過去に水疱瘡にかかったことのある人は6人中1人がかかってしまうそうです。体の片側にピリピリとした痛みを感じて、しばらくしてそこが赤くなってきたら、すぐに病院に行って下さいね!

それから、この間私が寝入るまで毎晩念入りにマッサージと(免疫力アップに期待のもてる)爪もみをしてくれた妻には改めて感謝♪

それにしても…あ~~~痛かった!!!