数学を学ぶ理由 | naganomathblog

naganomathblog

これは旧ブログです。
永野数学塾塾長日記は
http://www.naganomathblog.com/
に移転しました。


皆さんは
「なんで数学なんて勉強しなくちゃいけないんだろう?」
と疑問に思ったことはないでしょうか?確かに、一部の方を除けば、三角関数も数列もベクトルも日常生活で必要になることはあまりありません。にも関わらず、ほぼすべての先進国の義務教育のカリキュラムに、数学は必須科目となっています。なぜでしょうか?私は数学を教えることは論理を教えることだと考えています。筋道を立てて物事を考えていく力を養うことこそ数学を学ぶ本当の目的だと思います。

永野数学塾では数学を通して、論理力を養うことを何より目標にしています。まずは目の前の定理や公式や解法のそれぞれについて「なぜなんだろう?」と疑問に思う事の大切さを説きます。次にその疑問に対して自分の頭で考えることのできる力を徐々に徐々に育てます。その時には過去の偉人達によってなされた公式や定理の証明が良い手本となることでしょう。

論理力が備わってくると、未知のものに遭遇した際にもおそれることなくそれと立ち向かう勇気を持つことが出来ます。なぜならその原理原則に立ち戻り、そこから論理を積み上げて今目の前にある現象の仕組みを理解することができるからです。

数学において、自ら疑問をもちそれに自分で答えてきた経験を多く重ねていると新たな疑問が芽生えた際にも「きっとまた答えを探り当てることができるだろう」と自分に自信を持つことができるようにもなります。なかなか自信を持つことが難しい世の中にあって、人に勇気と自信を与えてくれる数学の成功体験は大変貴重だと思いませんか?

「幸せとは自分の人生に期待を持てることである」
と何かで読んだことがありますが、数学の成功体験を重ねることで何に対しても「きっとまた乗り越えることができる」と思えることはとても幸せなことだと私は思います。

そう、数学は人を幸せにする力をもっているのです。そしてこれこそが数学を学ぶ本当の理由だと私は考えています。もちろん論理力と一言でいっても、それは一朝一夕で身につくものではありません。またこうすれば必ず論理力が身につくという画一的な方法があるわけでもありません。でも論理力を身につけることができた生徒さんはより輝かしい未来を手に入れることができると信じて永野数学塾では目の前の生徒さんに合った最良の指導方法を模索しながら日々授業を行っています。




永野数学塾-東大卒講師の個別指導-神奈川県大和市中央林間