強健種、イングリッシュローズ「ジェームズ・ギャルウェイ」、まだまだ見ごろに?花色の違いは? | 「社長のブログ」バラ作り30年300万本3000坪の男

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創業1966年。
バラ栽培のプロとして、「楽して簡単に良いバラを育てる」
をモットーに、バラ業界のタブー話やバラの情報を織り交ぜつつ復活です。お付き合いよろしく。

写真はイングリッシュローズ「ジェームズ・ギャルウェイ」。
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暑い時期のバラにしては申し分ありません。
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満開になってからも、花弁数が多くまた花弁がしっかりしているので花保ちがします。
もちろん香りもあり、丈夫で育てやすく人気のイングリッシュローズです。
ところで、
花色について考えてみましょう。
花色は気温の変化に敏感なので、「暑い時の花色と涼しい時の花色は違う」、と
思ってください。
カタログやラベルの花色と実際のバラの花色が違う、そんな経験は皆さんもっているはずです。
一般に暑くなるとバラの花色は薄くなってきます。
また「ブラックティ」や「チョコレートサンデー」、「ホットココア」のようなバラは赤色が強く出て
赤バラのような感じになります。
赤色が白になるような事はありませんが、思った以上に色の変化が起こるのも、バラならです。
この変化を楽しむぐらいの余裕を持ってバラを育ててください。
また、ラベルやカタログのような色が出る時期は気温が15度から25度ぐらいです。
寒くても色が薄くなる傾向にあります。
もちろん肥料のやり方や紫外線の強さにも左右されますが、一番の原因は気温差です。
色の好みは人それぞれです。
濃い色の好きな人や薄い色が好きな人。
ラベルやカタログと少しぐらい色が違っても気にしないで楽しく育ててください。
バラは常に違う表情を見せてくれます。
そこがバラの魅力です。




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