2018 私の防災の夏

 

養護教諭の先生が「防災教育」をはじめたきっかけは、『全国養護教諭サークル研究協議会』の分科会で“学校保健委員会をつながる場に~防災教育を切り口に~”をテーマに発表され、どんどん防災教育にのめり込みます。

以前お勤めされていた真島小学校では、2年間、慶応大学教授の大木聖子先生と研究室の学生から「防災教育」を学び、ながのみらいとの出会いがあり、慶応大学研究室の学生の卒業発表の場を与えてもらったことで、ますます「防災教育」に突進!

 

七二会小学校養護教諭 降旗秀美先生

 

さらに先生が以前働いていた小学校での出来事で「これではいけない!!」と思ったことがありました。

A君がケガをして血を流しているところに担任の先生がきて、誰がやったのかを子どもたちに聞いたそうです。

当然子供たちは「僕じゃないよ」「私じゃない」と言ってるだけでした。

先生は誰がやったのではなく、友達のけがの心配をする気持ち、命を大切にする気持ちができる子どもに育てていかなければと強く思ったそうです。

 

平成29年 先生は七二会小学校へ。

これから養護教諭としての「防災教育」が本格的に始まります。

【1年目】

1回目の避難訓練は様子をみる。(ガマンガマン)

→But!校長先生へアピール!健康安全教育係主任には防災教育を語り資料を渡す。

2回目の避難訓練にダメもとで「案」を提案する。⇒まさかの提案が可決?

→But!1年目だし、しっかりと準備が必要だったので遠慮されたそうです。

 

【2年目】

“防災教育、やりた~いドキドキ” ということで次年度へ向けての校長面談でしつこく防災

教育を伝えた。

*結果

  • 年間計画に「防災月間」を位置づける(自分自身を追い込む)
  • 七二会小中合同職員研修のテーマを「防災」にする(係でもないのに・・・)
  • 夏休み職員研修日のお昼に備蓄ッキングを計画し、昼食そのものを研修にした
  • 夏休み最後の職員会議で大木研究室と一緒に行った防災教育の伝達講習を設け
  • てもらう

大忙しの夏休み明け、防災月間が始まるのに老体にムチを打って先生は高知県黒潮町へ

「防災」がテーマの分科会に参加され、黒潮町の防災に惚れてしまった恋の矢

また行きたいドキドキ

 

黒潮町で作られた缶詰。「カツオの和だし生姜 煮こごり風」

7大アレルゲン不使用で安心して食べられます。

 

8月27日に高知県から戻り、七二会小学校の防災月間が8月27日から始まりました。

 

*防災月間

  1. 連学年事前学習(ショート訓練)
  2. 土曜日参観 ショート訓練及び引き渡し訓練
  3. ショート訓練 身体測定時保健指導
  4. ショート訓練 清掃時
  5. ショート訓練 告知なし 休み時間

*これから

子どもを中心に据えて、ぶれない思想を持って

あきらめず したたかに こつこつと

自分のいのちを 守れる子どもに

でも、楽しく(^^♪

 

【関連リンク】

株式会社黒潮町缶詰製作所