こんばんは、超ご無沙汰してしまいました、ねこ総長です。
7月は仕事が忙しくて、睡眠時間4時間生活を送ってばたつきまして、ひと段落したのもつかの間、ぼんぼんの様子が急変してきました。
どんなにたくさん食べていても痩せていくのです。
おデブな私からすれば食べても痩せるとは嬉しいものですが、動物は違います。
ぼんぼん、抱っこも慣れてきてお腹もみせて気を許してくれてきたのですが、変です。
そして、獣医さんで血液検査をして、糖尿と判明。
インスリン注射をすることに。
毎晩ぼんぼんにちくっと注射。
5月に来てまだ日が浅いぼんぼん、なぜか痩せていきます。
痩せていくぼんぼん、今度は餌も食べれなくなり、脱水状態
です。獣医さんに相談して補液しました。食べれないぼんぼに、高栄養剤も飲ませました。
一時的に餌を食べました。
これで持ち直してくれればと思ったのもつかの間。
私、何匹も看取ってきて経験上、「風前の灯」状態を知っています。
ぼんぼんの一時的な食欲、しかし翌日には自分からは食べなくなってしまいました。撫でれば、日に日にごつごつした背骨が浮出て、足腰も弱りほとんど寝ておりました。
でも、律儀なぼんぼんは、ベランダ部屋の仕切りを開けると
必ず顔を上げて、こちらを見るのです。
具合が悪いのにもかかわらず、どのメンバーにも。
骨と皮だけになっても、トイレは全身の力を振り絞り立ち上がってトイレで用を足す。
自分で寝返りを打ったり、寝転ぶ場所を変えて動く。
7月後半は、シェルターで泊まってそばにいることにしました。
一人では逝かせたくなかったというのが私の気持ち。
うつらうつらとして夜中から明け方にかけてぼんぼんと過ごした一週間。
毎朝、仕事に行くけど夜また来るから頑張ってね。と言い残して出かけていくのですが、8月1日の朝ぼんぼんがじっと見つめる瞳になんだか予感がしました。
なんとか夕方まで頑張ってほしい。
朝当番さんにお願いして仕事に行きましたが、お昼にぼんぼんが息をしていないとの連絡が入り、あわてて帰りました。
ごめんよ、ぼんぼん、一人で逝かせて。
腕の中で逝かせてやりたかったけど、一人でお利口に旅立ちました。
ミルクが迎えに来たのかもしれない。
一度死にかけたぼんぼん、残りの時間が一番幸せだったのだろうか。
そうであってほしいと思っています。
そして、昨日、ぼんぼんの後に入る予定の猫もシェルターに入る前に旅立ったことを知りました。
残念です。
でも、今の私たちのできることは限られています。
キャパオーバーするわけにいきません。
ぼんぼん、火葬の前日にメンバーが抱いたとき、とっても穏やかないい顔をしていました。
安堵の表情というか眠っているような。
控えめだったけど可愛いぼんぼんとお別れです。
悲しむ間もなく次から次へと状況が変わっていくのです。
なので、本当はもっと早くぼんぼんのことお伝えしたかったけど、できなかったのです。
新たな問題が起きて、今も睡眠4時間生活が続いているので、更新が遅れてますがお許しを。
次回は、新入り猫たちの紹介です。
やっと更新できました、これからシェルターです。
では。