川田牛島蓮生寺(れんしょうじ)境内には、
蓮生梅と呼ばれる古木があったそうです。
樹齢百年の古木になるまでたわわに実をつけ、
地元の人々から長い間親しまれました。
その後、梅の古木は二代目まで
香りが高く清らかな花を毎年咲かせ続けましたが、
残念なことに枯れてしましました。
山門には
熊谷直実像が安置されています。
蓮生梅以外にも
法師が持っていた梅の杖を庭に突き立てたものが根付いた
「蓮生杖突の梅」の話がある。
この梅の枝に蓮生法師の師である円光大師が、
出家した蓮生法師のために母衣(ほろ)を
掛けたことから、
「衣掛け梅」の呼び名も伝えられている。