延喜式外社、主神が伊弉冉命(いざなみのみこと)

相殿を相良親王として、

一三〇〇年代に創建された。

 

柏王の柏は、諸説ありますが、

あたりは一面の柏の木があったからと言われている。

柏王(かいおう)というのは信濃宮と呼ばれた信濃宮と

呼ばれた御醍醐天皇の皇子宗良(むねなが)親王のことで、

南朝軍を率いて越後、信濃を転戦したが、

この地で病にかかりお薬師様に

髻(もとどり=髪を頭の上に集めて束ねた所)

を供物し祈ったところ全快し、

その髻を埋めた塚があります。

宗良親王:一三一一~一三八五

御醍醐天皇の皇子。

名は「むねよし」

 

となりは栢王寺