その昔、軽井沢の南に位置する発地には七つのお寺と

八つのお堂があったと伝えられている。

寛保2年、かつてない大洪水がこの地区を襲い、

この七寺八堂と、

まつられていた仁王様も水に流され、

そのため今も千曲川の下流から仁王様の声で

「発地恋しや、戻りたや・・・」と泣き偲ぶ声が聞こえるという。

仁王様にとって、

この発地はさぞかし住みやすいところであったのかうかがえる。

 

(軽井沢観光協会公式ホームページより)