探偵の基本業務といえば張り込み。
しかし、長時間の張り込みには思わぬ敵が潜んでいる。その中でも最大の強敵、それは…『尿意』である。
長時間、車内で張り込みをしていると、寒さや緊張感も相まってどうしても生理現象が襲ってくる。
しかし、対象者がいつ動くかわからないため簡単には持ち場を離れられない。
トイレの場所を事前に調べておくのも大事な探偵スキルだ。
ある日の事、住宅街の狭い路地に車を停めじっと対象者を待っていた。
しかし予想外の長期戦となり、尿意がピークに。
住宅街にはコンビニはもちろんの事、公衆トイレなんてあるわけもない。
「仕方ない…領域展開(ペットボトル)」最終奥義を繰り出すことに。
ファスナーをスーッと降ろしてセットが完了した瞬間まさかの事態が発生。
対象者が自宅を出て車両に乗り込み今にも動き出そうとしている。
「今かよ!」と心の中で叫びながら慌ててエンジンをかけて移動開始。
バレるわけにはいかないが、膀胱も限界ギリギリ。この戦い、まさに二重の緊迫感。
探偵業は、真実を追うだけでなく、極限の状況で冷静さを保つ精神力も試されるのだ。


