知事との意見交換会 | ながの 聖 

知事との意見交換会

 2月の議会に向けて、22年度の予算編成および重点項目について本格議論の始まりになる時期ですが、それに先立ち、知事および関連部局との意見交換会を行いました。


 従来は、議会前に「政調会」という形で、各担当部局から議員に議案を説明するという形式でしたが、国の事業仕分けに見られるように、いわゆる「国のかたち」が変わってきていることを受け、事前に知事と議員との間で考えている「重点項目」について議論を深めておくことが今回の主な主旨です。報道各社へ公開するかたちで実施しましたが、我々議員から知事に対し、「誰もが泳ぎたくなる川」事業、大阪マラソン開催準備費などは、歳入の不足している今の府政にあって、本当に優先度の高い事業なのか申し入れをしました。


 一方、知事からは私立高校生授業料支援補助金について、保護者負担の考え方(年収と補助割合との間のカットオフ)について新たな考え方の提示がありました。個人的には、年収のカットオフ値は統計的に導き出せるはずと考えていますが、十分に賛同できる提案であったと思います。


 私は民主党の提案として、りんくうタウンにおけるメディカル・ツーリズム(医療観光)について簡単に説明しましたが、今後に向けて論点を整理しなければと思っています。


 今回の意見交換会を実施するにあたり、賛否が様々ありましたが、「やってよかった」というのが正直な実感です。



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