平松・大阪市長を招いての政治スクール | ながの 聖 

平松・大阪市長を招いての政治スクール

 月に1回実施されている民主党の政治スクールですが、第3回目は、平松邦夫・大阪市長をお招きして「地方自治の現場から~地域主権のモデル都市としての大阪市」をテーマに講演いただきました。市議会議員でも直接質問できる機会は議場の他は限られているなかで、スクール生が現職の市長に対して自由に質問できる数少ないチャンスということで、いつもより熱気のある講義になりました。


 講義内容は、大阪市の人口動態や税収関係の資料を示していただきながら、元アナウンサーのソフトな語り口で、大変理解しやすいものでした。市長の考え方として、いわゆる「箸の上げ下ろし」まで決められている中央集権から、「自らがやってみる」地域主権に移行しなければならない意気込みを感じました。また、ご自身でも「キャスターとして言葉で勝負してきたので、言葉にはこだわりがあり、吟味して言葉を使ってきた」とおっしゃるように、本当に明快な論旨で講義を進められました。私も一政治家として、定義不明なあいまいな言葉ではなく、しっかりと自分の「もの」にした言葉を使っていかなければと痛感しました。


 市長に触発されてか、スクール生の質問も「市から区への権限委譲」、「既存の自治組織からNPOなどの活動委譲」など、私自身が考えさせられる質の高いものでした。


長野聖のブログ-09-12-07-1


長野聖のブログ-09-12-07-2


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