市民公開講座で講演しました!
4月12日、(社)大阪府理学療法士会・堺市ブロックの主催で「知って得するリハビリ講座」と題した市民公開講座を堺市南区のビッグ・アイ(国際障害者交流センター)にて開催しました。リハビリテーションの観点で、介護技術・体の動かし方に関する講座と、介護保険制度に関する講座の2つを行いましたが、私は「リハビリ・介護の現状と今後の展望」をテーマに、今年度から改定された介護保険制度に関しての講座を担当しました。
日曜日の行楽日和だったにも関わらず、70名近い市民の皆さまにお越しいただき、ありがたい限りでした。介護に関するテーマは市民の皆さまのニーズが高いことを実感したのですが、その分、議員としてはその期待に応えるために身の引き締まる思いです。
講演の主な内容は、次の3つです。
1)リハビリテーションとは、機能訓練のみを意味するものではなく自立を支援するための手段であり、介護保険も同様、介護保険法で言及されているごとく、介護サービスを利用することが目的ではなく、自立する手段としてサービスの利用があることを理解していただきたい。
2)この4月から介護認定調査項目、認定基準が変わりましたが、介護度の認定が不当に軽く判定されないための対応が必要。
3)そのためには、「特記事項」を有効に活用することが不可欠で、訪問調査員に対し「介護の手間」に関し丁寧に説明する、主治医(かかりつけ医)へ丁寧な意見書の記載を依頼する、などの対応が必要になる。
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