空手大会での挨拶 | ながの 聖 

空手大会での挨拶

 12月7日、大阪市の舞洲アリーナで行われたNPO法人・全日本グローブ空手道連盟の全日本大会にお招きいただき、挨拶をしました。就学前の小さなお子さんから成人まで、総勢157人の選手が参加した大会で、大会役員や応援のご父兄を含めると約300人の方が一同に集った大会でした。


 大阪府でも学力テストの問題や携帯電話など、教育に関する課題が山積していますが、挨拶をする、相手を思いやるといった礼儀について、学校でも家庭でも教えられることのできる場所が少なくなっているように感じています。学力の課題以前に、人と人との関係を培うために不可欠な礼儀を、こういった武道を通して触れることは大切だと思います。


 発達学的に観て自分自身の身体バランスが十分に獲得できていない就学前、小学校1年生ぐらいのお子さんが転びそうになりながらキックやパンチを必死に繰り出し、勝つために真剣に取り組んでいる姿は大変微笑ましく、私の方が元気をもらいました。選手以上にご父兄も必死に応援されており、この大会が今後も盛り上がっていくことを期待しています。


長野聖のブログ-08-12-08

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