新年の活動開始報告 | ながの 聖 

新年の活動開始報告

 新年明けましておめでとうございます。


 松の内も明けてしまった後の活動報告の更新になり恐縮ですが、議員としての活動は、2日にスタートをしていました。2日の昼から、難波の高島屋前で、大阪府議会民主党・無所属ネット議員団およそ20名と、熊谷 貞俊(くまがい さだとし)大阪府知事候補予定者と共に、街頭演説を行いました。デパート各店のバーゲンセール初日ということで、多くの人で賑わっている中、難波駅前を行き交う皆さんから熊谷さだとし候補予定者に対し、温かな励ましの言葉をいただきました。


 2日から様々な形で、連日、大阪府知事選挙に向けての活動を行ってきましたが、いよいよ明日の告示を受けて選挙戦が始まります。新聞等でも候補予定者の政策に対する記事が多く見受けられるようになりました。最近の論調では、熊谷さだとし候補予定者が掲げる政策について、「清新さに欠ける」「産業施策を強調し、福祉や医療が弱い印象がある」などのコメントが報じられています。熊谷さだとし候補予定者は、「ヒト・モノ・カネ」が効果的、効率的につながっていない大阪の実情を改善するべく産学官の連携をはかり、大企業だけではなく中小企業の売り上げを増やすことで、「府民所得の平均50万円アップ」を目指すことを言及しています。産業振興を強調することは、確かに斬新さには欠けるかもしれません。しかし、赤字債権団体指定を回避するための様々な策(最近の報道にあった由々しき点を含め)が講じられている昨今、やはり府民の皆さんが安心して暮らすことのできる手段のひとつとして、財政基盤に直結する産業振興策は欠かせず、これは古くて新しい施策であると考えます。


 また、医療や福祉が弱いという論調に対しても、一言申し上げたいと思います。医療福祉制度は皆さんもご存知のとおり、「国」が法律で規定している内容が少なくありません。そういった観点で他の政策領域と比べた時に、大阪府独自で立案できる施策は、必然的に「各論」のレベルにとどまりがちです。都道府県が行う施策として、国が行うべきこと、府でできることを区分し、現実的な観点で捉えている熊谷さだとし候補予定者の施策は、十分に具体的であり、決して弱くはないと考えます。
 大阪府知事選挙に関連する報告は今回が最後になりますが、今年も「府政」に関する報告を、できるだけわかりやすい形でお伝えしたいと思います。


長野聖のブログ-08-01-09

注)写真はクリックすると大きく表示されます