前回の続きのお話しですが、
薄毛が気になってくる年齢は、37歳から40歳あたりです。


毛髪には毛周期があることをご説明しましたが、

今回は、

2.加齢
3.女性ホンモン等

についてお話しします。


毛周期の中の、成長期が短くなってしまう直接原因は・・・

女性の体内に少量存在する、男性ホルモン、テストステロンの変化です。


テストステロンは、5αリダクターゼ(還元酵素)により、

男性ホルモン作用の強い、ジヒドロテストステロン(DHT)に変化してしまいます。


それが毛根に作用して脱毛を促すことになります。



後頭部や側頭部には少ないことが分かっています。


また、DHTの活性増強は前頭部や頭頂部の女性型脱毛に繋がります


女性ホルモンのエストロゲンなどは、テストステロンから合成され、

上記のような反応で、テストステロンがDHTへの変換が多くなると、

エストロゲン産生が結果的に減少します。


このエストロゲンは休止期から成長期への移行をゆっくりとさせるため、


エストロゲンが減少すると休止期の毛髪が増え、
一方でDHTの影響を受けると、脱毛に繋がる
ことになるのです。


だから毛髪 は、
『加齢&ホルモン』と、深い関わりがあるわけです。



人生 90年の時代を迎えています。

40歳前後からは、ご自身の髪と頭皮をいたわり、健康に歳を重ねてまいりましょう。



髪と頭皮の黄色信号は、すわなち、体内の老化の表れでもあるので。















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特に5αリダクターゼは、
前頭部や頭頂部部分に多く存在していて、