右差し簿記2級に挫折したわたしが行政書士受験をやり抜けた理由 その1
右差し簿記2級に挫折したわたしが行政書士受験をやり抜けた理由 その2
(読んでくれてありがとうございますおねがい


ストレスをガソリンに!
 
受験勉強の一番のモチベーションになったのは、
実はストレスです。
 
仕事でイヤなことがあるたび、
 
家庭で不安なことがあるたび
(ちょうど小1の壁まっただ中でした)
 
「今に見ておれ!合格するまでの辛抱じゃ!」
 
 
と自分を勉強に奮い立たせました。
 
 
わたしの場合
短大受験のときもそうでしたが
 
◯◯したい!
 
という前向きさより
 
◯◯したくない!
 
という後ろ向きな衝動の方が
自分を強く動かすようです。
 
一発合格したところを見ると、
よほどストレスフルな1年だったと
お察しください…ニヤリ
 
 
夫の影響
 
夫は結婚を機に
家族でやっていた自営業を辞めて
東京で転職活動をしました。
 
手に職があるので
なんとかなるだろうという見通しでしたが
現実はそう甘くなく、
安定した職場を見つけるまで
かなり苦戦を強いられました。
 
その経験の中で
「勉強して資格を取る」
ことに活路を見出だした人です。
 
最初は電験三種という資格を
3年かかって取りました。
 
夫は毎日毎日、
コツコツと粘り強く続けるタイプで
 
今思えば尊敬なんですが、

わたしときたら、
ネットで電験三種について調べては
 
「そんな資格とっても実務経験がないと意味ないらしいよ」
 
とネガティブ情報をささやき、

ちょっと自分だけが家事をすれば

「勉強ばっかりしてないで家事手伝って!」
 
と不機嫌になり、

今思えばひどい言動でした。
 
 
でも頑張っている人に
チャンスの女神はほほえみます。
 
夫は数回の転職をしながら
収入アップや高待遇を手に入れるのです。
 
 
今の職場では二級建築士を取得し、
数年後には一級建築士の受験を予定していて
受験資格がまだ満たない今から
すでに毎日勉強しています。
 
 
今ではふたりの子どもたちに
「親が勉強している姿を見せたい」
という信念もあるようです。
 
 
努力したら道は拓ける
そのことを
夫を通して実感したことも
勉強を続ける意欲に繋がっていたと思います。

そしてそんな夫を見てるから

「行政書士なんて◯✕△…」
というネガティブ情報にも
心を乱されなくなりました。


資格の種類や難易度なんて関係ないんです。

目標に向かって努力する。

自分以外の犠牲に気づき感謝する。

勉強の中でPDCAをまわす実践をする。

周りの声に惑わされない。

そういう経験が、
無駄や意味のないことの訳がありません。

そのことに気づいた
受験体験でもありました。
 
 
家族のガマンに報いる
 
夫が受験生の間
わたしたち家族がそうだったように、
 
わたしが受験生のときは
家族がガマンしたり
フォローしたりしてくれています。
 
夫は家事を引き受けて
勉強する時間を捻出してくれるし
わたしはあんなにひどい態度だったのに…

子どもたちは
ママと一緒に過ごしたいのを
ガマンしてくれています。
 
自分ももちろん、
やりたいことをガマンして
空いた時間を
勉強に注ぎます。

 
そういう数々のガマンは
合格することでしか報われない。

 
合格できないまま諦めれば
勉強したことが無駄になるわけじゃないけど、
 
合格するためにガマンした(してもらった)時間は
報われない日々として残ります。
 

簿記2級を挫折したわたしは

そのことをよく知っています。


行政書士受験に費やした時間は、

簿記2級の比ではありません。


家族のガマンに報いたい
 
受験期間が進むほど、
その想いは強くなりました。
 
 
 まとめ
 
結局のところ
簿記2級は挫折したのに、
 
なぜ行政書士試験は
最後までやり抜けられたか
 
というと
 
費やした時間や
犠牲にしたものが

簿記2級と比べて
はるかに大きかったのが
一番の要因かもしれません。
 
 
勇気ある撤退
という選択肢を
否定や批判はしません。
 
ただ
 
会社勤めをしながら
子育てしながら
病気と戦いながら
などなど
 
色々と難しい環境の中で
行政書士試験にトライしてる
すべての方々が
 
それまで費やした時間や努力
犠牲やお金を

合格という結果
報いられるよう
 
心から応援しています。