前回に引き続きイコノイジョイの楽曲分析(相変わらず分析というほどのものではありませんが)をしていきます。今回はMVの監督に焦点を当てます。
余談ですが、アメブロは記事内に画像を入れると、それがカバー画像になってしまいます。個人的には要らない仕様です。
ちなみに、前回のカバー画像の花はダイヤモンドリリーです。
最初にイコノイジョイのMV事情について。
イコラブには初期の楽曲の一部、メンバーの卒業ソング以外にはMVがあります。
なお、「アイカツハッピーエンド」は全編アニメという珍しい楽曲ですが、MVとして扱います。
ノイミーとニアジョイは全曲MVがあります。
楽曲分析動画をあげているCrahsのみなさんも動画内で全曲MVあることへの驚きとメリットについて述べていました。
初期には、ほとんどメンバーのリップシーンだけで構成されたMVなど、予算の少なさを感じられるMVもありましたが、ずっとメンバーの可愛さを堪能できるのでそれはそれで良いものだったりします。
最近は予算も増え、イコラブは海外で撮影したりできるようになりました。
予算が増えたからといって、無駄な演出に予算をかけるのではなく、よりメンバーの良さを引き出す演出の手段が増えたように思います。
本題に入ります。
まずはイコラブのMVの監督について。
一番手がけた楽曲が多いのがZUMIさんです。イコラブにはMVがある楽曲が全部で57曲ありますが、そのうち11曲がZUMIさんです。
48グループなどのアイドルグループからアーティストまで幅広くMVを手がけています。
ZUMIさんが監督の楽曲一覧
・ようこそ!イコラブ沼
・「部活中に目が合うなって思ってたんだ」
・樹愛羅、助けに来たぞ
・Want you! Want you!
・いらない ツインテール
・My Voice Is For You
・ズッ友案件
・わたし、魔法使い
・ナツマトペ
・現役アイドルちゅ~
・おかえり、花便り
次に手がけた作品が多いのが三石直和さんと大野敏嗣さんです(8曲)。
三石さんが監督の楽曲一覧
・僕らの制服クリスマス
・手遅れCaution
・探せダイヤモンドリリー
・虹の素
・sweetest girl
・青春"サブリミナル"
・拝啓 貴方様
・24/7
大野さんが監督の楽曲一覧
・夏祭り恋慕う
・The 5th
・あの子コンプレックス
・好きって、言えなかった
・Junkies
・だからとて
・Oh!Darling
・お姉さんじゃダメですか?
イコラブの楽曲の監督は男性の方が多いです(女性の監督は8曲)。女性ファンが多いのがイコラブの特徴ですから少し意外でした。
続いてノイミーの楽曲。
手がけた楽曲が多いのが浅岡ジョージさん。
1stシングルと2ndシングルのカップリング曲全てが浅岡さん監督です。
次に多いのがナカジマセイトさん。
・サマーチョコレート
・桃色デイブレイク
・ピオニーズ
・このままでモーメンタリ
・想わせぶりっこ
前述の通りイコラブのMVは男性の監督が多いのが特徴ですが、ノイミーは女性の監督の割合がイコラブより高いのが特徴です。
女性の監督の楽曲は38曲中15曲あります。
特に、表題曲は7曲中5曲が女性の監督(「す、好きじゃない」は吉川エリさんとウチボリシンペさんの2人)です。
監督がどういう流れで決まるのかは分かりませんが、ここにも何かしら意図があるのかなと思います。
続いてニアジョイについて。
高橋栄樹さん監督の楽曲が4曲あります。
元AKB48ファンの方はご存知かと思いますが、数々の有名なAKB48楽曲(「10年桜」、「ポニーテールとシュシュ」など)のMVを手がけた方です。
吉川エリさん、大野敏嗣さん、ナカジマセイトさんが1曲ずつ。前述の通り、イコラブとノイミーでお世話になっている方々です。
まとめ
前述の内容と重複しますが、イコラブはMVの監督が女性があまりいないのは意外でした。
また、楽曲と比べて同じ方にお願いしているケースが多いことが特徴として挙げられます。やはり、関係性を築くことで、より細かな要望がしやすくなったり、メンバーのキャラクターを把握することでより良さを引き出せるようになるのかなと推測します。