「サムシング・グレート（大いなる創造主）が
どんな存在なのか、具体的なことは私にも
分かりません。
しかし、そういった存在や働きを想定しなければ
小さな細胞の中に膨大な生命の設計図を持ち、
これだけ精妙な働きをする生命の世界を
当然のこととして受け入れることは、
私には到底できないことでした。」
世界的に有名な遺伝子研究の権威である
筑波大学名誉教授の故村上和雄先生は
「サムシング・グレート」という言葉で、
大いなる創造主の存在を明言されています。
「ヒトの遺伝情報を読んでいて、これだけ精巧な
生命の設計図を、いったいだれがどのようにして
書いたのか。
もし何の目的もなく自然にできあがったのだと
したら、これだけ意味のある情報にはなりえない。
まさに奇跡というしかなく、人間業をはるかに
超えている。
そうなると、どうしても人間を超えた存在を
想定しないわけにはいかない。
微生物や昆虫、植物、人間など、地球上の生物は
同じ遺伝子暗号を使っていることが判明している。
すべての命の根源は、間違いなく一つ。
サムシング・グレートは神や仏よりもっと根源的
なもの、すべての生命の親のようなもの。
これだけ科学が進んでも、私たちは細胞一つ、
ゼロから作ることができません。それは細胞の
根本的な仕組みがわかっていないから。
わかっていないのに、人間が作られている。
不思議で有難いことだと思いませんか。
私たちは生きているのではなく、命をいただいて、
生かされているんですね。」
今ここに存在するだけで
もはや「有り難い」って気持ちになれますね
読んでくれてありがとう