主の導きの下、今年も青年会の修養会を持つことが出来ました。現在は他県で働いているメンバーも加わり、7名の参加となりました。開会に先立ち、美味しいケーキをつつきながらのそれぞれの近況報告では、笑いの中にも日頃の生活で抱える問題意識なども出され、「学びのとき」へとつながる貴重なひとときとなりました。
続いての「学びのとき」、今回与えられたメッセージは、マタイによる福音書19章16節から30節、「金持ちの青年」のエピソードです。1節ずつ、参加者が順番に輪読し、御言葉に心を重ねた後、感想や疑問を出し合いました。
「わたしは、親を捨てることなんか出来ない」「先の者が後になり、後の者が先になるって、どういうこと?」「永遠の命なんて欲しいとは思わないけど」
長町の青年会メンバーらしいこれらの率直な思いを踏まえた形で、加藤牧師が御言葉の解き明かしをして下さいました。解き明かしの後、一人一人がこの会の振り返りを行う中で、また様々な感想や疑問が出されましたが、その中で最後には「主がいて下さることで自分の抱える問題に対して少し心が軽くなった」という声や「次の青年会をどう作っていくか」などの葛藤も出され、それぞれの参加者は信仰を進める次の一歩の「契機」をいただいたようです。
主はわたしたちの意図を超え、わたしたちの期待を遙かにしのぐ恵みを下さいます。今日与えられた恵みの時により、集う青年の信仰が強められ、教会の歩みは更に雄々しいものとなりますように。



