2019年1月から始まった「あゆみの会」の学びの旅は、三要文の中から「使徒信条」「主の祈り」と、信仰の基礎を学んできました。途中、コロナ禍による中断の期間をはさみながらも、毎月第四主日礼拝後の15分という時間を重ねて、いよいよ2025年9月28日から「十戒」の学びがスタートしました。
今日はまず、「十戒」とは何か?どのような意味を持つものなのか?といった入口の学びからです。「十戒」は旧約聖書の出エジプト記20章と申命記5章に書かれています。はじめに申命記5章から1節から3節が読み上げられました。加藤孔二牧師のお話が続きます。私たちが毎回の礼拝で唱和している「使徒信条」や「主の祈り」と比べ、触れる機会が少ない「十戒」とは、出エジプトという神さまによる奇跡的な解放=救いの出来事に基づいて示された「恵みによって救われたものたち」が歩むべき生活の指針だということです。それは、決して無意味な過去のお話ではなく、「恵みによって救われた」今を生きる私たちにとっても、より人間らしく豊かに生きるため、確かな日々が守られるために祈り求め心がけていきたい指針なのです。
これから毎回どのようなお話が展開していくのでしょうか?一人でも多くの方とご一緒に、この学びの旅を歩んでいきたいと願っています。