
8月25日、この月の最後の日曜日に半日修養会を開きました。昨年に引き続きの開催となりましたが、コロナ禍で様々な制約を受けざるを得なかった教会生活を振り返った前回の修養会(それでも恵は与えられていた)から一歩進んでの、教会における「恵み」と「証し」について考えようと「教会生活正常化第2弾」とも云うべき修養会を開催したのでした。
おいしいお昼ご飯を皆でいただいた後に加藤先生の短いお話し(ルカ24:13-35=イエス様が十字架に架かって死なれ、その三日後に墓から姿を消して復活された。その復活なさったイエス様と共に宿まで歩き、そこでの夕食の場面でイエス様自らがパンを割いて祝福なさった。死んだはずのご本人を目の前にした弟子たちはその宿には泊らず直ちにエルサレムに向かって出発し、残っていた皆に自分たちの体験したことを皆に伝えようとした。と云うお話しです)から、私たちそれぞれが「ある道筋を辿って」今の私たちがある、と云う事実をもう一度考えてみてはどうか? と先生は説かれました。
ここから、参加した教会員の方々に「どうして教会に云ってみようと思ったのか、どうして教会に通い続けられたのか」などのお一人お一人のお話し(「その人のものがたり」です)を伺って行きました。それぞれのお話しが実に興味深く、もっとずっと聞き続けていたかったのですが、皆さんがそれぞれ神様に道を備えられており、その道を辿る事で皆さんの今日がある事が深く胸に刻まれる日となりました。皆さんそれぞれ与えられた賜物は異なりますが、それぞれの方が与えられた賜物を生かしつつ「キリストの香りを持って」日々の生活を送っておられること、その事実が全員で共有できたひと時となりました。