
7月31日~8月2日の3日間、3つの教会学校の68名の子どもたちが集まって白山ろく少年自然の家で、夏期学校が行われました。
1日目は、低学年・高学年混合のグループになり、マキの火を使って、飯ごうでご飯を炊きました。まず火を起こすところから始めたのですが、なかなか火が付かず苦戦しているグループがいくつかありました。美味しいご飯のためにみんなで協力して必死になって火を起こし、火のつけ方や炎のコントロールの難しさを痛感しました。
夕食で、焼いたお肉や野菜とともにご飯を食べ、子供たちから「ご飯、美味しい!」との声が聞こえました。自分たちで作ったことで、よりおいしく感じられたようでした。
夜のキャンプファイアーでは、改田先生のお話を聞きました。夏に北海道で、川上幼稚園を卒園した方と再会された時のお話でした。幼稚園でのお祈りや聖書のお話を、大人になっても神様を信じ、祈りを捧げ続けることは、とても素晴らしいことだと思いました。
2日目は、川へイワナつかみに行きました。川の水はとても冷たかったけれど、子供たちはびしょぬれになりながら、岩の下まで手を突っ込み、放流された数のほとんどを捕まえることができました。実際に活きた魚を自分たちでさばき、塩焼きにしてもらって食べました。
たくさん動いた後でお腹も空いていたのか、もりもりと食べていました。この体験を通して、命の大切さや食べ物への感謝を深めることができました。
3日目は高学年だけで、手取湖ゴムボートクルーズを体験しました。当日の気象条件やダムの水量で実施できるか決まるのですが、その日はとても条件が良く、ゴムボートに乗ることができました。左右に座っている人のこぐ力によって、ボートの方向が変わるので、みんなで息を合わせてゴールを目指しました。湖の中には魚がいたり、岩に化石があったりと面白い発見があって、楽しくこぐことができました。進むのに苦労したグループもありましたが、みんな無事に目的地に着き、そのあとはダム湖で泳ぐという普段なかなかできないことを経験することが出来ました。
この夏期学校で3つの教会学校の子供たちは、様々な体験を通してお互いに打ち解けあい、交流を深めることできました。礼拝では加藤牧師のお話を聞き、皆で祈ることで、改めて神様に守られていることに感謝しながら過ごすことが出来たように思います。また、神様が造られた自然の中で、神様の愛を感じながら貴重な体験ができ、充実した3日間になりました。