アドヴェント第2主日の124日、11月から歩んできた伝道月間の恵みを覚えるこの日、阿部倫太郎 教師(金沢教会)を招き、特別伝道礼拝が行われました。聖書からのメッセージとして「えにしだの木の下で」と題された説教では、困難の中にあったエリヤとパウロに臨んだ主の導きが説かれました。えにしだの木の下に横たわる者が誰なのか、主が伸べられた御手は誰に向かっているのか、聖書の御言葉が一人一人の内に響きます。

 

 

礼拝の後には「阿部先生を囲む愛餐と懇談の集い」を持ちました。事前に教会員には「教会に来る理由」「一緒に教会に来たい人」をアンケートで訊き、そのまとめを阿部先生に読んでいただきました。まとめを読まれた先生は「一緒に教会に来たい人」に家族や身近な人が多いことに着目、ご自身とご家族に与えられた主の導きを通して、「伝道したい相手は最も伝道が困難な場合が多いこと」「祈ることが伝道の基本であり、最終的には神に全てを委ねるしかないこと」などを話して下さいました。参加者からは自分の経験なども出され、多くの方にとって伝道とは何かを考えるきっかけとなったと思います。また同時に、受洗されていない方にとっては「主の導きの不思議」と「溢れる恵」が種として心に撒かれた一時になったのではないでしょうか。短い時間でしたが、阿部先生のお人となりも垣間見え、楽しく充たされた集いとなりました。

 

 

 

伝道月間で与えられた恵みに感謝します。どうか、「大切な人々に福音の喜びを伝えたい」という思いを主が確かなものとして下さり、祈りを導いて下さいますように。