みなさんお久しぶりです。ながきかです。分かりやすいよう、構成を変えてみました♪

さて、今回は枯れかけた十月桜の植え替えを行います。
(十月桜・・・バラ科の植物。蕾をつけて100日ほどで開花する為、花の少ない秋口によく目立つ。)

この十月桜は去年の冬に大宮で買ったものです。既に3本の挿し木素材を採取しており、保険は予め取ってあります。

使用したもの
・ハサミ
・6号素焼き鉢
・針金
・ニッパー
・底網
・用土(ゴロ玉・基本)
・メネデール1ml
・釜飯の容器
・バケツ(10L用)
・水道水20L
・じょうろ
・ゴミ袋

なぜか私、beforeの写真を撮り忘れました!撮ったつもりだったのですが…。

1.黄葉した葉をハサミで切り取る。

黄色く枯れてしまった葉は緑に戻ることはないだろうと思い、わざわざ木に振るわせるのも可哀想なので切り取ります。葉が半分ほどなくなりました。

2.ビニールポットから分離

結構大きめのビニールポットに入っています。ハサミで切り込みを入れてゆっくり取り出します。思ったほど根が回っていませんでした。

3.土落としとメネデール漬け

泥状になった土を10Lバケツで洗い流します。使えない太根や、長い根は切り取ります。埋もれていた部分に良い根張があったのでそれも活用します。
群馬県横川名物、「釜飯」の容器に水100ml、メネデール1.00mlを入れてよく混ぜます。メネデールは農薬や肥料ではありませんが、鉄イオンを含み、植物の回復に役立つそうです。また、鉢を用意する過程で、根を乾燥させないのも理由の一つです。

4.鉢の準備

そこら辺に転がっていた常滑製素焼き6号鉢を水道水でよく洗い、植え込みます。ビニールポットよりは格段に通気性がいいです。
虫の侵入と用土の流出を防ぐためにネットを敷き、針金で固定します。また、木と鉢を固定するための針金を鉢裏から通します。太さは穴に通ればなんでもいいです。

5.ゴロ玉の投入

赤玉土中粒を底にゴロ玉として入れます。最初から小さい粒の土を入れると、底網の隙間から土が漏れて大惨事になります。

6.用土の投入

赤玉土小粒、鹿沼土小粒、富士砂小粒のブレンドした用土を使います。砂を入れているのは、水はけが悪くなって、根腐れになると回復が絶望的だからです。(既に根腐れ気味です。)また、中央部を小高くします。これは木の幹の真下は根が少なく、その部分に空間ができると厄介だからです。

7.樹木の固定

樹木を鉢に固定します。手順4で示した鉢底から回した針金を木の根元付近で固定します。ニッパーやヤットコなどでグルグル巻いて固定します。
できれば、針金の切り口を下に向けて固定すると、次回の植え替え時の怪我のリスクが軽減します。

8.完成

すぐに鉢底からの水が透明になるまで水やりをします。6号鉢だと大体10Lで透明になりました。

以上、十月桜の植え替えでした。
最後まで見ていただき、ありがとうございました!