4月19日(金)に令和6年度の合志楓の森中PTA総会を行い、本年度も引き続き会長職を務める事になりました。

総会は、皆様のお協力もあり無事に議案成立となりました。感謝申し上げます。


さて、昨今 全国的にも議題になっている『PTAの在り方』ですが、私が会長挨拶で話した内容を少し ご紹介します。

「PTAは任意団体であり、強制加入ではありません。しかし、任意だからこそ親の大人としての姿勢が問われていると感じています。子ども達は中学校生活の中で協力しあう力(共助)を学んでいます。私達 親も協力しあう姿を見せなければいけないのではないかと思います。そして、子ども達が大人になり親になった時に、自分の子どものために周りと協力しあう そんな大人に育ってほしいと願っています。子ども達と共に学校行事に参加するのは、せいぜい中学校までです。固く考えずにPTA活動を通して〝思い出づくり〟をしてもらえればと思います。」


楓の森中PTAは、子ども達に寄り添う事を基本と考えています。そして、本年度 新たに『人権啓発委員会』を立ち上げました。本校の子ども達は、隣の菊池恵楓園(ハンセン病問題)を通して人権学習を行っており、私達 親も一緒に学ぶ必要があるのではないかと感じたからです。菊池恵楓園の入居者は、病気の発症を理由に親兄弟と引き離されました。昨年から保護者に向けた資料館見学をPTA主催でおこなっており、私自身その中で家族の在り方を感じる事ができました。

最近は毎日の様に、虐待やネグレクト(育児放棄)の報道があり、悲しい気持ちになりますが、少しでも自分を振り返るきっかけになればと思います。