こんにちは!

ながき鍼灸整骨院の稲葉です。

今日は膝に水が溜まり腫れると

どう言うことになるかという話になります。

そもそもなぜ?

膝に水腫ができるか?

原因はたくさんあります。

例えば、重いものをもっての急な方向転換。

登山に行ったりして長時間歩き

酷使したことで関節に負担をかけた。

など日常の診療でよく耳にします。


運動ではコンタクトスポーツで

相手と競り合った時に

膝が無理な方向に伸ばされ半月板や

靭帯を負傷することで起こります。

お年寄りでは、変形性膝関節症で

軟骨が擦り減り炎症が起き

関節内部に水腫を起こします。

一度削れた軟骨は再生医療をしない限りは

修復ができないため負のスパイラルに

入りやすいというのが難点です。


普段、関節水腫の素となる滑液は

ヒアルロン酸と呼ばれ滑膜という組織で

膝を動かすことで産生されています。

分泌と吸収をしながらも

適度に保たれていますが疲労や酷使により

炎症を起こす事で、炎症を鎮火させようと

分泌の量が増え、吸収が追いつかなくなり

水が貯まるといわれています。


青年層での一時的に使い過ぎた状態では

アイシングを行い包帯でしっかり患部を

固定して炎症が落ち着き次第

エクササイズを行うことで症状の緩和を

望めます。

また再発予防のために正しいスクワット

の仕方や内ももの筋肉を強化することが

診療では多いです。


次項に続く。